熱中症の季節になってきた。
建設業は、屋外での作業が中心となることもあって、朝礼やいろんな場面で、熱中症の話題になることが多い。
ただ、どうも流行り言葉のように言っていて、その本質を踏まえているのかはなはだ疑問になる場面にけっこう出くわす。
なぜなら、飲み物のし好が代わっていないからだ。
建設業者に関わらずだが、缶コーヒーが好きな人は割と多い。
しかし、すでにご存じであるように、缶コーヒーが熱中症対策にはならない。
現場内には多くの缶コーヒーの空き缶に出くわす。
いわゆる、スポーツドリンクより圧倒的に多い。
スポーツドリンクとて、糖分は割と高くて、し好的要素が強いものもある。
私は、その道のプロであるならば、すべてのことで最高のパフォーマンスが発揮できるようにすることが大事だと思っている。
アスリートが、一分一秒を争うために、トレーニング、食事、睡眠、休憩、あらゆることに気を配っているように、それはアスリートでなくても同様だと思う。
体を資本として活動しているものならば、いや、知的労働中心の人でも、頭の回転が最高の状況であるために、どうあるべきなのか…考え行動することが必要だと思う。
自分の能力を最大限発揮してこそ、そのリターンを最大に享受することができる。
中途半端なようでは、中途半端なリターンしか得られない。
それは、どの世界でも共通のはずだ。
人生は、大きな成果を発揮するに必要な時間はそれほど多くはない。
一日一日を大切に生きるためにも、そのあたりにも気を使っていくべきだ。