情報リテラシーを磨く | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

私は、兵庫の山奥で生活をしています。

神戸、大阪といった京阪神中心部には、平均すると1か月に一回程度ぐらいでしょうか?

出張をすることがあります。

 

東京に至っては、年に1回ぐらい…。

東京にはこれまで人生で15回ぐらいは行ったでしょうか…。

 

最近、webミーティングのツールで話をする機会が増えてきました。

アメリカの友人や、ヨーロッパの人と話すこともあります。

 

最近の話題で、コロナウイルスの関係のことが出ないことがない日はありません。

 

日本はどうだ?

東京はどうだ?
大阪はどうだ?

そんな質問もよく聞きます。

私は、ロックダウンに近いことは行われているがロックダウンではないことなどを説明するわけです。

 

そんな説明をしながらふと気づいたことがあります。

先も言いま東京や大阪で起こることをさも自分の目でみたように外国の友人たちに話をするのですが、それはあくまでメディアを通して得た知識でしかないということ。

 

日々新聞を読み、テレビを拝聴し、インターネットで情報収集するのは日本のメディアで、それらの情報を自分の中にインプットした状態で話をしますが、実際この目で見たことはほとんどないことを日本のことだからと言って自分のこととしてしゃべっているわけです。

 

もし、自分がイギリス人だったら、日本にいたとしても、きっと日々イギリスのメディアから情報を集め、それを自分のこととして相手に伝えるでしょう。

 

今インターネットの時代になり、どこの情報も求めれば入る時代になりました。
しかし、自分の中で、知らず知らずのうちに偏った情報の集め方をし、しかもそれをさも自分のこととして取り扱います。

 

今自身の目の前で起きている事実以外は、すべて他者が発信した情報にすぎません。

それでもなお、そのように取り扱うという事実を冷静に客観的にとらえなおす必要があります。

 

自分は自分にとって耳障りの言い情報だけ、あるいは自分が集めやすい情報だけを集めようとしていないだろうか…。

 

過去に比して圧倒的な情報を集められるようになった時代ですが、それを取り扱う人間もまた成長して、うまく取り扱うようにならないといけないなぁと思います。