道路、橋梁といった社会インフラ、また学校や福祉施設と言った建築物など多種多様なものがあります。
社会的なインフラは、ほぼ間違いなく公共物であることがほとんどですが、建物になりますと、民間のものも多く存在します。
一般の人にはわかりづらいのですが、公共工事では、多くの書類を作成することが求められます。
品質に関するものの他に安全にまつわるものは、その量は膨大で、だいたいひとつの工事を終えると、ダンボール一つ分にはなります。
これは、品質、安全と言った取り組みが確実にできているかを示すエビデンスとなるものであり、民間の工事でももちろんそういう類いのものがありますが、民間はできたモノが確実に使える状態であればそれで十分なわけで、本来はそういうものです。
しかし、残念ながら?公共ではそういった分けにはいかず膨大な書類と格闘することがむしろ仕事をしたということの証です。
言い換えると相手に紙媒体を用いて伝えるということが、それ以上に重要ともいえます。
マーケティングというのは、wikipediaによると
『企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。 また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。』
とされていますが、いかに相手に伝えるかということは、私たちのようなモノづくりをやっているものも、セールスの活動をやっている人と同様に重要なのだなあと改めて思っているわけです。
見やすく、分かりやすい書類を作り、相手にしっかりと活動を知らしめる、
そういう風に意識をすれば仕事のやり方も自ずと変わらざるを得ない
というのが最近の私の気付きです。