
昨日、ラジオを聞いていると、
『新しいグランピングサイトが神戸の○○にオープンします』
とDJがアナウンスしていました。
アウトドアマーケットは拡大の一途で、それに関する商品やサービスがどんどんと広がっていることを感じます。
ここ私が住むハチ北は、まさにアウトドアフィールドとしては、県内でも屈指の場所だと自負しているのですが、世の流れは『お気軽アウトドア』が隆盛しています。
全体のマーケットを押し上げ、それが地方にも拡大していくなら、それはとてもありがたいのですが、しかし、全体の傾向としては『アウトドア風』な世界がもっとも、もてはやされているようにも思います。
都会のビル群の中に突如芝生のようなスペースがあって、降り注ぐ太陽の下で、カフェをしたり、BBQをしたりというのが、今のアウトドアの主流になってきているような感じですね。
グランピングという概念も、いわゆる野営と表現されるガチガチのアウトドアではなくて、その中に、都市的な生活を入れていくというものであるわけですね。
陸の孤島と呼ばれる私たちにとっては、そういったものと対峙して、こちらに足を運んでもらえるような、より一層の工夫が求められています。
そういえば、某ハウスメーカーがアウトドアリビングなる概念を全面に打ち出し、大々的にCMしているのをみてなんだかなぁと皮肉っぽく見ているのですが、それは単なるひがみでしかなくて、それに負けないだけの魅力を作り出していかなくてはいけないと感じる今日この頃なのでした。