昨日、一昨日は、ハチ北アルペンシリーズ。
土曜日は、スラローム、日曜日はジャイアントスラロームの2戦です。
大会冊子の表紙、ハチ北スラロームは11回大会となっていますが、それまでに主管していたドルフィンカップとあわせると、おそらく30年以上続く伝統の行事ですし、ハチ北アルペンスキー大会に至っては、56回開催と、スキー場の開設以前より行われている伝統ある大会です。
私は今回、技術代表というゲームをコントロールする大役を仰せつかりました。
天候にも恵まれ、なんとかレースを無事に終えることができてホッとしています。他のスキー場では、シーズン終了の声も聞こえ、積雪に危ぶまれました。
改めて、地元ハチ北のスキー場のポテンシャルに助けられた感じです。ハチ北では今のところすべての行事を順調に消化していますけど、他のスキー場では、雪不足による中止なども相次いでいます。
関西の多くのレーサーたちも、日ごろの練習の成果を発揮できる場面がなかなか作れない状況にあったのでそういう意味でも開催できたことは本当に良かったです。
さて、アルペン大会は56回の開催とお話しました。
私が産まれたときには、すでにこの大会はありました。
私にとってのあこがれの大会だったし、なにより地元スタッフのみなさんが一生懸命尽くしてくれた大会を滑らせていただくことができたのは何よりも光栄なことでした。
少年期、青年期と、選手としてこの大会にかかわり、そしてそのあとは大会スタッフとして関わらせていただいています。
この大会に育てていただいたといっても過言ではありません。
そして、今後は運営する側にまわり、ジュニアスキーチームのメンバーも多く出場してくれました。彼らのスキー人生の中に、この大会が刻まれてくるといいなあと思います。
事実、10代、20代のジュニアスキーチーム出身者が多く手伝ってくれました。ニシタニくん、ヒガシガキさん、それぞれ20代中盤となり、セッター(コース上に旗門をセッティングする、大会でも最も重要ポストのうちの一つです)を勤めてくれました。
こうやって先輩から後輩へと大会が受け継がれていくことで、ハチ北を愛する人の気持ちがずっとつながってくれることが何よりありがたいことです。
ここ数年、ずっと減少気味だった参加人数も、今年大幅に人数を増やし、参加者としても、盛況の大会になりました。
今後もずっとこの大会が栄えるようこれからもがんばっていきたいと思います。