日本の中心は緑だった | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

 

雨の東京。
 
いつも私は旅に出るとき、ジョギングシューズを持参します。
ギラギラとした夜の灯りは苦手です。
 
張り詰めた朝の空気が好きです。
 
 
朝が早いからなのか、雨だからなのか…
人影はまばらで、ジョギングしている人間も外国人2名とすれ違っただけです。
 
ひょっとして、東京では雨なんぞに、外を走り回っているのは単なるアホなのか?
 
とちょっとこっぱずかしくも感じましたが、ここはあとにはひけません。
 
一度は走ってみたいなと思っていた皇居外苑一周しました。
思い切って外に飛び出し、びじょぬれになりながら皇居の周りをぐるり一周しました。
 
皇居の敷地は、緑が多く、ヒガンバナも咲いています。
 
それを巨大なビル群が周囲を取り囲むように建っています。
 
なんとなく不思議な気持ちになりました。
 
日本のほんとの、ど真ん中は、台風の目のように、ちょうど真ん中だけはぽっかりと空いていて、都市ではなく自然あふれた場所なんですね。

 
人は、何もないと思っている自然から遠ざかり、都市をつくっているけれど、結局そこに回帰するのかなぁって…。
外苑の道を挟んで、片側は都市、片側は自然。
 
そんな風景は異質なものにも感じましたが、人がよりどころとする場所は、樹々があふれる場所なんだというのは新たな発見でした。