今就職内定が続々と出ているというニュースがあちこちで聞かれます。
私は、大学を卒業後、ほどなくして自分の会社に勤めることになりましたが、実は、数カ月だけ就職活動の『マネゴト』をしたことがあります。
大学の同期たちは、4年生になると必死に就職活動をしていました。
私自身も、自分の人生をその場面では一生懸命考えてはみたもののの、なぜか都会で働くことや、就職をすることをリアルに想像できませんでした。
会社の2代目であって、いずれ働くところがあるという甘えがそうさせていたということは否定をしません。
そんな状況であったので、あまり気持ちは乗らなかったものの、なんとなく廻りの状況に流され、就職活動をやってみることにしました。
大手ハウスメーカーの一次面接で、大阪スカイビルのあるところに行って巨大な組織のスケール感に圧倒されて、中途半端な気持ちでやっていでは、当たり前ですが撃沈して帰ってきたことを覚えています。
今、旬を迎えている大学生にはそれこそ、周りの動きからすると、ものすごく焦りを感じたりする場面だと思いますし、一方で、一人が、10ヶ所ぐらい内定をもらえる、超売手市場だといいます。
ですが、長い人生の中の一場面だし、まして、今や転職、転業は当たり前の時代ですから、本当に人生において大切なことは何なのかをしっかりと探求するそんな就職活動であってほしいなぁと思います。
とはいっても、私の就職活動の経験などみじんも今の学生たちには役にもたちませんね…。