怒りに怒りを被せても怒りが増幅するだけ | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

身内話で申し訳ないのですが、先日、うちの長男が、次男に対して強烈な口調で追及しているのを傍らでみていました。

 

あまりに、その執拗な対応に、さすがにがまんできなくなった妻が、その対応ぶりに、猛烈に怒りをぶつけました。

 

横で聞いていた私も、内心穏やかではなく、私自身も爆発しそうになりかけていたのですが、これでは収拾つかないなと、とりあえず、怒りの矛先を捻じ曲げて、3人を引きはがし、長男を部屋に引きあげさせました。

 

彼がその後、穏やかになったかどうかはわからないけれど、翌朝はとりあえず収まっていたので、寝て忘れてしまったのか、まあその場はしのげたのかなぁと思います。

 

で、そのときに気づいたのですが、怒りを怒りで抑えつけようとしても、結局お互いが反発するだけで収拾がつかないなぁと…。

 

冷静に対応しない限りにおいては、どんどんとエスカレートしてしまい最後には、大人の力関係で、ねじ伏せるしかなくなってしまいますが、きっと子供の心は表面的には、落ち着かざるを得ないとしても、またどこかでそのたまったものが別の形で噴き出すことになるやもしれません。

 

世の中の一事が万事。

 

子供のそんなやりとりをみていると、大人の世界もおんなじことが繰り広げられているのではないかとふと思いました。

 

相手をねじ込むのではなく、理解し、共感していくこと…。

そんなことでしか最終的には、解決の道はないような気がします。