地域の人がスキーをしないスキー場に発展はない | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

昨日は、ジオパークビジネスセミナーだったのですが、
大雪警報発令中の、ものすごい雪で、会社から急なトラブルがあったので、中座せざるを得なかったので、最後まで参加できなかったのがものすごく心残りです。
 
 
 
そんな中で、山田桂一郎さんの基調講演がありました。
一番響いたのが、
『地域の人がスキーをしないスキー場で発展したところはないです』
ってコメント。
 
小学生の頃、3月のスキーシーズンが終了するころに、長野や新潟のメジャーなスキーリゾートで、スキー旅行に行ったことをふと思い出しました。
 
昔は、そうやって、両親たちもスキーを楽しんでいたと思います。
自分たちもスキーの楽しみを知って、きっと自分たちのスキー場はこうあるべきという夢や目標を膨らませていたに違いありません。
 
ひるがえって、私自身を考えると、いまだかつて家族でスキー旅行に行ったことがありません。
 
自分自身は、年に15日ぐらいは、スキーを履くでしょうか?
自身はスキーレースにうちこみ、妻は妻でスキーのインストラクターだし、さらにはこどもたちは学校のスキー行事があったり、ジュニアチームには入ったして、それぞれはスキーに親しんではいるけれど、家族みんなで楽しんだことはないことに気づきました。
 
いまのハチ北でもどうでしょうか?
旅館経営者でスキーを楽しむものがいったい何人いるのでしょう?
そう考えると、山田さんが言われたように、果たしてそんな人たちが、スキーを楽しむことをつたえられるのだろうかとふと疑問に思いました。
 
身銭をきって、自分たちもスキーを楽しんで、お客様視点にたつことで、自分たちのサービスというものを本当にみつめることができるのだろうし、もっといえば自分たちのフィールドの中でスキーも楽しむことで、食事やそのほかの場面で共通の会話ができるのだと改めて気づきました。