米大リーグ・ヤンキースの田中将大投手(29)が、日本国内の野球人口激減に危機感を募らせている。
22日に都内でミズノ社とのブランドアンバサダー契約更新発表会に出席した後、全国から募った28人の小学生を相手に開催した野球教室。「学校で野球やソフトボールを教えられる先生が少なくなっていると聞いたことがあります。先生が打った後に三塁へ走った、ということもあったそうです。地上波中継が少なくなったこともある」と警鐘を鳴らした。(夕刊フジ)
私の行ってた中学校ってのが、市のテストケースの学校でございまして、授業時間やいろいろな事柄が他の学校とは違ったりしておりました。
その学校はピンキリの生徒が集まった学校でございまして。
ピンの人間はその後、東京大学に進学して官僚になったりした人間がそこそこいますし、キリの人間も数多キラ星のごとくいます。
普通な生徒だと
柔道で全国大会まで行って推薦で大学まで進学して、今は大学の柔道部のコーチをしている者。
囲碁でプロになった者。
高校を中退して風俗嬢になり、ダイエーにいたミッチェル
みたいな顔で体の大きさが業務用冷蔵庫と同じくらいの黒人と結婚した者。
etc.etc.といろいろいた学校でした。
キリの生徒だとあまりに頭が悪すぎて暴力団を破門になった者がいます。
そんな学校でも不思議と不良はいませんでしたし、イジメも無かったです。
テストケースの中学校でしたので他の学校で問題を起こした先生が送り込まれる学校でもありましたから、教師が生徒を常にビンタしてましたし、
生徒も高校にスポーツ推薦で行くヤツらが山ほどいましたので体を鍛えてないヤンキーがどれだけイキっても部活でゴリラ
みたいな体したヤツらにしてみたら「うるせえ。」の一言で充分どころか一睨みでシュンとならざるを得ないので不良もイジメをする者もいなかったわけです。
・・・・・で、私の感じた学力の高い生徒と学力の低い生徒の違いって何かというと、集中力の差です。
生徒の集中力を切らさないために授業の合間に小話を入れてくるのは当たり前。
体育の授業でサッカーをやると、サッカーが好き、得意、体力に自信がある生徒は率先してボールを追うのですが、そうでもない生徒はパスが来ないですし、ボールに触れなくて集中力が切れ、ゴール前でたむろして土いじりをしてたりします。
そうなると先生がグラウンドの中にボールを1個蹴り入れたり投げ込んだりします。
普通だったら『何でボールが2個?』となってゲームが中断するところですが、基本的に頭の悪いヤツらにとってそんなことは関係ありません。
『あっ!ボールだ!』
って感じでワーっと群がっていきます。
それでも土いじりしている生徒がいると3個目、4個目・・・・とボールがグラウンドの中に入ってきます。
その授業中に先生がやることはグラウンドの周りをテクテク歩いて外に出たボールをグラウンドの中に蹴り入れ続けるだけ。
どんなに運動オンチなヤツでもたまたま体に当たってゴールを防いだってだけで「ナイスクリア!」なんて言われるわけですから参加してる感がハンパなくですから堪らんです。
今度はソフトボールをやるときの例を一つ
2クラスが合同で体育の授業をして一クラス男子20人でしたから40人でソフトボールをやります。
ルールは普通ですが、守備は20人でやります。
攻撃は20番打者まで決めて攻撃開始時にノーアウト満塁から始まります。
前の回が4番打者でスリーアウトになったら5番が3塁、6番が2塁、7番が1塁でスタート。
打つのが下手でもランナーになる可能性があるのでやっぱり参加感がハンパじゃないわけです。
・・・・で、学校で野球やソフトボールを教えられる先生が少なくなっているって件ですけども
何でもかんでも学校任せ、先生任せかよって感じですね。
そんなことは野球人口が減ったら困る人達の仕事ですよ。