
完全に演技ですね。
見た目だけで維持できる人気なんて3年が精一杯だと思うんですよね。
上書き保存しようとしたら、間違えて『全員に公開』ボタンを押してしまいましたので、
一度公開した記事に追記させていただきます。
先に演技で好きになる・・・・と書きましたが
もっと言ってしまえば「当たり前」で好きになります。
「当たり前」で好きになる・・・・というのは
例えばコレ
と
コレ
先のはEXILE TRIBEのソロダンス集
後のはayabambiのダンス集
両方ともダンスを前面に出した動画です。
片方はコンサートの中の1コーナー
片方はworkshop
ですので同じ基準で語るのは難しいですが
2つの動画で違う部分
●カメラの台数が複数か、1台か
●照明が一定か、フラッシュなどを使っているか
●ダンサーの全身を映そうとしているか、引きだったりアップだったりしているか
といったところでしょうか。
両方のグループ共にダンスを売りにしている・・・・
もしも自分がダンスをしっかり見てもらいたい動画を作るとしたら?
当然、後者のayabambiのような動画を作るでしょう。
これが
「当たり前」で好きになる。
ということです。
それ以外の例えだと
我が家にテレビはありますが、所詮観ないので観れないようにしてしまいました。
そんな状況ですので「これはリアルタイムで観たいな。」と思わないと観ないんです。
そんなことで
第一回、第二回のWBCはリアルタイムで観ましたが、第三回とプレミア12はリアルタイムで観ていないですし、サッカーの東アジア杯は観ていないですが、ラグビーW杯は観ました。
何を基準にして観る観ないを決めるか?ですが
孫子の兵法の軍争篇に
軍政に曰く
言うに相ひ聞へず、故に之が金鼓を為す。
視るに相ひ見えず、故に之が旌旗を為す、と。
夫れ金鼓旌旗なる者は、人の耳目を一にする所以なり。
と書かれています。
第一回や第二回のWBCはイチロー選手が「絶対に勝とうぜ!」という雰囲気を出していて、
他の選手もそれに引きずられてか「勝とう。」という態度が出てました。
「勝とう。」ということに向かって人(選手やスタッフ)の耳目(態度や考え方)が統一されていたわけです。
ところが第三回以降は大会が始まる前から
何を目標にしてんの?(?_?)
と首を傾げざるを得ないチーム状態のように感じました。
サッカー東アジア杯の放映権をフジテレビが持っていたのですが
このブログで
「何で東アジア杯の放映権を買っちゃうかなぁ。これから開催される競技だったらラグビーでしょ。」
と書いた覚えがあります。
・・・・で、東アジア杯は最下位、ラグビーW杯はグループリーグ敗退でしたがグループリーグ3勝
人の耳目を一にするのは何でもいいんです。
心理学で言うと「選択のパラドックス」というものがあります。
選択肢が多くなると人は決断できなくなるというものです。
最初の選手の選抜の段階で
「この大会で勝って名前を後世に残したいヤツは自薦で連絡をくれ。」でも
「チームの結果はどうであれ、この大会で活躍して海外から誘いの欲しいヤツは自薦で連絡をくれ。」でも
何でもいいんです。
チームの中に「チームとして勝ちたい。」「自分だけ活躍したい。」「接触プレーなどで怪我をしたくない。」etc.etc.
いろいろな想いが重なれば重なるほど良い結果にはならないですし、内容もつまらなくなります。
私がスポーツを観る観ないの基準は、選手の耳目が一になっているか否かです。
それじゃあドラマは?というと
演者の人たちの
「自分の出番は少なくてもいいから高視聴率。」とか
「自分の演技だけは高評価を受けたい。」とか
「大怪我しないように淡々と終わらせたい。」とか
いろいろあると思います。
本来ならプロデューサーや監督が何とかすることですが、
事務所が大きいからとか
大御所だから、ベテランだからとか
で言えないことも多いと思います。
その演者の中に演技の上手い人がいれば
他の演者やスタッフたちと上手く橋渡しをして
視聴率も評価もスケジュールなども上手く回せるようであれば
観てるこちらも満足になれると思います。
演者の顔が良いだけでクソ面白くないドラマや映画なんて観たくないんですよね。

