【ソウル時事】韓国保健福祉省は10日、中東呼吸器症候群(MERS)の感染者が新たに13人確認され、計108人になったと発表した。また2人が死亡し、死者は9人となった。
死亡したのは62歳の男性と75歳の女性で、いずれも持病があった。新たに感染が確認された13人中、この2人を含む10人がソウルの大型病院「サムスンソウル病院」で感染したとみられている。
残り3人は別の病院で感染しており、病院外での感染確認はまだ出ていない。 (時事通信)
中学2年生の時、日本中で風疹が大流行したことがあります。
私が通っていた中学校もあと1~2人の休みが出たら学級閉鎖なんてクラスばかりの状態でした。
休み時間に風疹って赤いブツブツが体に出るという話を聞き、
『あれっ?!体にブツブツあるよ。』
と思って友達に見せたら
「お前!これ風疹だぞ!」
と・・・・・
保健室の先生に見せたら
「帰れぇぇぇぇぇ!!!」
と大絶叫されました。
私の中学時代はバレー部所属でガチで練習しまくってました。
体を鍛えてる人の特徴として
痛みに強い
熱に強い
苦しさに強い
などなどがあり、通常だったら熱でフラフラするような状態でも平気で生活できるようになるそうです。
しかも特定の病原菌に対して特に強い体質の人がいるそうで、
そんな病原菌に全く反応しないタイプの人間が病原菌を保持していると、病原菌を巻き散らかしながら生活し続けることになります。
風疹に関しては私がそうだった訳ですが・・・・・。
一例を挙げると
ニューヨークで金持ちの家でメイドとして働いていたメアリーという人がいました。
この家のお客さんや娘たちが次々と腸チフスに罹ります。
その後、飲食店に勤めますが、その店でも40人近くが次々と腸チフスに罹ります。
腸チフスに罹った人たちが全てメアリーさんに関係していたことから「腸チフス・メアリー」と呼ばれ孤島に20数年間隔離されてしまいます。
そんな病原菌を巻き散らかす人間のことをサイレント・キャリアまたはスーパースプレッダーと呼びます。
3年間くらい全く風邪をひかないのに、ある日突然とてつもない高熱を出して寝込んだりする人はスーパースプレッダー体質ではないか?とのことです。
韓国のMERSもスーパースプレッダーによって感染拡大をしたとのことですが、
そうなると
・スーパースプレッダー
・スーパースプレッダーではないが発症してない人
・発症した人
の3タイプに早急に分別しなければいけません。
ですが、分っているのは発症した人と発症してない人だけ。
それぞれの人の共通点を一気に探らないと大変なことになります。
責任回避のために悠長にやっている場合ではありません。