![お金と時間、どっちがほしい?](https://stat100.ameba.jp/common_style/img/home_common/home/ameba/allskin/ico_kuchikomi2.gif)
私はお金 派!
余裕で金が欲しいです。
一つの水槽にタコとイカが合計10匹入っています。
脚の数は92本です。
タコとイカは何匹ずつ入っているでしょうか?
こんな問題があったら、とりあえず10匹全てがタコかイカだったら・・・・・と考えます。
例えば、10匹全てがイカだった場合、脚の数は10匹×10本で100本になるはずです。
問題では92本だということですので
100本-92本=8本
全てがイカであった場合より8本少ない訳です。
イカの脚の本数は10本、タコは8本ですのでイカ1匹とタコ1匹の脚の本数の差は1匹当たり2本。
水槽の中にタコが1匹増える度に2本ずつ減りますので
8本÷2本=4匹
タコは4匹、イカは6匹
ということが分かります。
この『全てが〇〇だった場合』から検証する方法を”極端論法”と言います。
去年、ブラジルW杯を戦ったサッカー日本代表ですが、
パス回しをしてポゼッション(ボール支配率)を高くする攻撃的サッカー
と言われていました。
この言葉を聞いて『あれ?!』っと思う様なら極端論法を理解している人です。
ポゼッションを限りなく100%にするためには、相手ボールになるようなプレーは厳禁です。
シュートを打ってゴールが決まれば相手ボールのキックオフでゲーム再開です。
シュートを打って相手ゴールキーパーがキャッチすれば相手ボールです。
シュートを打ってゴールを外せば相手ボールになります。
結論としてポゼッションを高めるにはシュートを打ってはいけません。
それでは、1本もシュートを打たずに攻撃的サッカーは完成するものなのでしょうか?
点を取る手段はシュートを打つことのみですので
ポゼッションサッカー≠攻撃的サッカー
ということになります。
・・・・・ということで、お題『お金と時間、どっちがほしい?』ですけども
これも極端論法で考えてみます。
お金は山ほどあるけども時間が無い。
時間は腐るほどあるけどもお金が無い。
先ず第一に
時間は腐るほどあるけどもお金が無い
は、ホームレスと何が違うのか?ということです。
第二に
お金は山ほどあるけども時間が無いタイプの人の時間が無い原因は変異変遷していかないのだろうか?
時間は腐るほどあるけどもお金が無いタイプの人のお金が無い原因は変異変遷しないのだろうか?
です。
例えば、もの凄い人気のアイドル歌手がいたとします。
寝る間も無く仕事をして自由な時間など一切ありません。
ところが、10年後もそんな生活でしょうか?
20年後はどうでしょうか?
30年後は?
60歳のアイドルが寝る間も無いほど人気があるのはむしろ凄いことです。
普通は年を経るごとに飽きられたり、新しいアイドルが現れたりして人気に翳りが出るものです。
それまで自由時間など無かった人が、時間が無い原因が変異変遷することで暇になっていきます。
それでは逆に、そのアイドルが芸能界を引退した瞬間にお金が無くなるでしょうか?
アイドルを辞める前日に1億円だった銀行残高が、アイドルを辞めた翌日に0円になってることは考えられません。
お金自体の変異変遷は少ないです。
お金の無い人は何もしなければ10年後も20年後もお金が無いままです。
ところが、時間の変異変遷は恐ろしいスピードです。
時間が無い人の時間は1日24時間、1時間60分、1分60秒で間違いなく進んでいます。
時間がある人の時間も同じスピードで過ぎていきます。
極端論法で考えたら
変異変遷が激しい時間というものよりも
変異変遷が緩やかなお金を先ず手にすることが大事です。
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