
いつも天玉うどんですね。
かき揚げ天ぷらと玉子は黄金コンビだと思います。
しかも天ぷらはサクサクではなく、出汁にシッカリ浸して食べるのが好きです。
ちなみに、
東京の出汁と大阪の出汁では東京の方が濃いといわれています。
江戸時代の東京の新宿、品川宿、関宿に囲まれたエリアの8割近くが武家の家や土地で
しかも世界でも稀な100万人都市であったため
庶民の生活できるエリアが物凄く狭かったそうです。
そんな理由で店を持てる商売人の数が京都、大阪などに比べて少なかった。
必然的に屋台や天秤売りが多くなり、運ぶ量を減らすために汁を濃くして少なくしたそうです。
中国の担々麺も天秤売りで量を減らすために濃い肉味噌をかけて混ぜて食べるスタイルだったのですが
江戸の蕎麦も同じ理由で今のかけそばのように汁がタプタプに入ってなかったようです。
江戸は元々湿地帯で飲料水が少なかったからという説もありますが
瀬戸内海で水に乏しい讃岐のうどんは出汁が濃くない。
他にも
参勤交代で東北の侍が多くいたからとか
江戸には昆布、鰹節などが少なかったからとか
いろいろな説がありますけども私は天秤売り説が正論だと思います。
時代が下って店を持てるようになっても出汁が濃いまま量が増え
その蕎麦の味付けがうどんにも応用されて現在のスタイルになったようです。