ブログネタ:GDPは今後も上がり続けると思う?
GDPというのは個人・企業・政府が最終的に消費した財・サービスの総額です。
個人・企業・政府が消費した・・・・・ですので
安倍政権が財政出動し続ければGDPをトコトン上げることは可能です。
中国のGDPが上がり続けたカラクリと同じことです。
ただ、GDPが上がり続けたからといって幸せとは限りませんけど・・・・・。
GDPというのは沢山ある指数の中の一つなので、
GDPが上がったからといって全てが解決するわけではないのですが、
GDPが良くなったと聞けば世の中が良くなっている気分になる人も多いので仕方ないですね。
以前、このブログで地球温暖化について書いたことがあります。
その時
平均気温は変わってないので地球温暖化ではない。
というコメントを頂きました。
国語と数学のテストをやって
A君は、国語50点、数学50点
B君は、国語75点、数学25点
C君は、国語100点、数学0点
平均点は全員50点ですが全く違いますよとコメ返をしたらコメントが来なくなったことがあります。
一つの指数や考え方で全体を決定するのはどうしても問題があるんです。
アベノミクスの3本の矢
1、金融緩和
2、財政出動
3、規制緩和
で、規制緩和が中途半端だとマスコミが書き立てていましたが
よくよく考えれば2、財政出動の時点で疑問が湧かないでしょうか?
財政出動するお金の出所は借金です。
国債を発行して借金を増やし続ければ国債は暴落(金利上昇)して当たり前なんです。
本来だったら、アベノミクスは
1、金融緩和
2、緊縮財政
3、規制緩和
であるべきなんですよね。
緊縮財政=不景気と考える人が多いかもしれませんが
それも一つの指数や考え方で全体を決定しているのと同じことだと思います。
指数は項目分解をして内容を精査したり
指数自体が現状を表しているのか、方向性を表しているのかを認識しておかないと
『そんなつもりじゃなかった』
という結果になってしまう気がするのです。