
私は理解できる 派!
人が何かに全身全霊をかけるキッカケって人それぞれだと思います。
ホームラン世界記録保持者の王選手は入団から3年間ほどは全く練習をせず、三振王だったそうです。
バッティングコーチの荒川さんに出会い
練習する⇒結果が出る⇒もっと練習する⇒もっと結果が出る
を繰り返す内にホームラン王になったわけです。
その王選手も「年間40本打てなくなったら辞める」と言って40本塁打だった翌年に引退しました。
芸能界だけでなく、どんな業界でも同じだと思うのですが
好きでその業界に入った人にとっては、その業界が楽しくて仕方ないと思うんです。
ところが、
その仕事が好きでなくなったとき
努力するためのモチベーションが保てなくなったとき
引退の2文字が頭に浮かぶのではないでしょうか?
王選手が若手で結果が出始めているとき、友人と飲み屋に行くと
そこに野村選手も飲みに来ていて
しばらく飲んでいると王選手が「練習があるので先に失礼します。」と野村選手にあいさつにします。
「もう少しいいだろ。」と野村選手が引き止めるも練習に行ってしまった王選手を見て
『これは簡単に抜かれるな』と野村選手は思ったそうです。
数年後、ハンク・アーロンの本塁打記録を破って以降
王選手の成績は下降線を辿ります。
王選手の場合は結果を出すために努力するタイプではなく
結果が出る努力と分かればトコトン努力できるタイプなんだと思います。
そして、目標があれば努力できる人なんだと思います。
明石家さんまさんがどんなタイプの人なのかは分かりませんが、
努力できる環境や状態ではなくなってきているのかもしれません。
好きこそものの上手なれ
とは言いますが
つまらないな
と思いながらやる仕事は地獄だと思うんですよ。

