ブログネタ:原発全停止について思うこと
以前、フロリダのマイアミに行ったとき
アメリカのお金持ちが自家用ジェット機を持っていることにビックリしました。
アメリカの歴史は『横断』の歴史であって『縦断』の歴史ではないんです。
アメリカの長距離鉄道のアムトラックの多くは大陸横断路線ですし、ハイウェイも横断がメインです。
シカゴやデトロイトのように東海岸と西海岸の中間の都市ならまだしも
マイアミのように端も端の都市になると自家用ジェット機を持っている方が便利なのでしょう。
オーストラリアのケアンズに行ったとき
郊外のゴルフ場などにヘリポートというか空地に"H"と書いてある場所が多くありました。
"H"と書いてあるからといってSexyZoneって訳じゃないです。
ヘリコプターの離発着場所です。
オーストラリアは土地が広いのでヘリコプターやセスナなどがクルマ代わりに使われているんです。
・・・・・で、『お題の原発停止に思うこと』
フランスのように多くの町が内陸にあり
地震の少ない国なら
原発を発電の中心に考えても良いでしょうけども
日本のように地震国で大都市は海沿い
津波も度々訪れますし台風も来ます。
そんな国の発電の中心に原発を据えるってこと自体にセンスの無さを感じます。
江戸時代の農民は年貢を払うためにお米を食べれませんでした。
その頃の農民は粟や稗を食べていたんです。
以前、フィリピンのマニラに行ったとき
マニラではバナナがほとんど売られていませんでした。
フィリピンでは少し郊外に出ればバナナの木が勝手に生えていて
その気になれば誰でも食べれるんです。
そんなバナナを海外に売って外貨を得ている。
日本で言えば河川敷や空き地に勝手に生えてる粟や稗を海外に売るようなものです。
それこそが商売ってものじゃないんでしょうか?
日本で自家用ジェットが必要か?
日本でヘリコプターがバンバン飛んでたらうるさくて仕方ないんじゃないのか?
江戸時代の農民が命をつなぐために食べた粟や稗は現代では雑草と呼ばれ鳥の餌くらいにしかなりません。
物事には
必要な環境や時代
不必要な環境や時代
というものが必ずあります。
海に囲まれ温泉のある土地の狭い日本
言い換えれば地震と津波が山ほどある日本
売るものは山ほどあるのに、敢えて原発の意味が分かりません。
今の日本の原発は発電では無く雑電です。