いやいやいやいや・・・・これはあり得へんぞ!
昨日の23:00にリッチモンド何たらってアメリカの経済指標が発表されました。
その結果
あのトヨタの採算レートが$1=¥105~¥110と言われているので$1=¥83.60なんて状況は明らかに問題
ところが、それ以上に大問題な状況があります。
上の表は1分足という1分間で値段がどう動いたか?を表す表(チャートと言う)です。
このチャートには表す期間によって
5分足
10分足
・
・
・
1ヶ月足
と分かれます。
1分足より短い期間を表す物に『TICK』があります。
これは何分、何秒と期間で区切るものではなく、
誰かが買って値が上がれば上がり、売って下がれば下がる。
というものです。
世界の金融投資家とは「自分が儲かれば、どこかの国家が破綻しようが構わない。」という考えの人たちで、”ハゲタカ”とか”悪魔”とかと呼ばれるような冷酷な人たちです。
・・・・・で、上の1分足ですが、
指標が発表された23:00~23:02も3分間はドル安方向になっています。
その間のTICKは上げ
下げを繰り返し、「これ以上円高にして大丈夫かいな?」という感じで下げていってました。
その後の23:03~23:04のドル高方向のTICKは、ほぼ一気の上げでドル高方向に進みました。
悪魔のような投資家たちでさえ
「これ以上やるのはマズイだろ。」
と躊躇するような日本の状況。
悪魔が関わるのを躊躇するような悲惨な状況
貧乏神が関わりたくなくなるくらい貧乏な状況
それが今の日本だってこと。
投資家が躊躇しながらトレードするような国なんて見たことが無いですよ。
菅総理が民主党の1年生議員に「3年間は解散しない。」と言ったそうですが、2~3千万円の収入を得ながら、悪魔たちさえ不安になるような国にしているのですから解散しかなくなりますよ。
これが本物の『バカヤロー解散』です。