野党転落後、離党する議員が後を絶たない自民党で「政党法」制定論がにわかに浮上してきた。比例代表で当選した議員が新党に移るのを禁じるのが狙いで、与謝野馨元財務相や舛添要一前厚生労働相への当てつけの面が強く、党内の引き締めに苦しむ執行部の焦りの裏返しともいえる。(毎日新聞)
選挙で落選したくないから議員定数を増やす。
議員定数を増やすから個人が集団に埋没していく。
埋没するのが嫌だから議員定数を減らす。
個人個人の責任が重くなる。

世の中ってのはルービックキューブみたいなもの。
一つの面を揃えようとすると他の面はバラバラになっていく・・・・。
世の中って何かをすれば他のことに影響を与えてしまうものなのに
たった一つの事態に慌てて他への影響を度外視してしまう。
哲学
物理学
政治学
経済学
数学
etc.etc.
イロイロな学問があります。
ところが、それらの学問によって世の中が形作られてる訳ではなく。
世の中をイロイロな角度から分析しているに過ぎないんです。
前回の事業仕訳の時に蓮舫議員が「なぜ1位でないとダメなんですか?」と言ったことに対して批判がありました。
逆に言えば「なぜコレだけの資金と時間を使って31位のスパコンしか作れないのですか?」ということと捉えることが出来るのではないでしょうか?
科学者たちにとっては「科学技術の向上に資金を使うのは当然。」なのかも知れませんが
経済学から言えば無駄なモノ、無能なモノに資金を分散投資するのは愚の骨頂です。
民主党議員も自民党議員も
「強圧的でなく優しいリーダーが良い。」
と考えて党首を選んだのかも知れませんが、その結果がこの体たらく。
一国の指導者たる政治家が
「今さえ良ければいい。」
と行動し続けて、度し難い愚行を繰り返すのを見せられ続けるのは切な過ぎる。
