
「お疲れさん」の一言です。
特に、投手陣+捕手には「お疲れさん」と言いたいです。
今回のWBCをちゃんと見たのは決勝戦の9回裏だけだったんです。
その時に「何で同じコースばっかりに投げさすんだろう?」と思って9回裏の投球内容を調べてみたら
代打で出てきたチョン・グンウ選手に対しては
外角高目
外角真中
外角低目
内角高目
と、いろいろなコースにいろんな球種を投げてました。
何打席か対戦している
3番 キム・ヒョンス
4番 キム・テギョン
5番 チュ・シンス
6番 イ・ボムホ
には殆ど低目に
7番 コ・ヨンミン
には殆ど外角勝負でした。
試合前に対戦相手の情報は調べあげてるハズで
2打席目に高目に抜けたフォークをセンター前に打たれた後は
抜ける可能性のあるフォークは1球しか投げずにシュートに切り替えてます。
1打席目に真中高目の釣り球をライトフライにされてからは、真中高目の釣り球ストレートは一切投げてません。
2打席目に内角低目のストレートをレフトフライにされてからは、(岩隈投手が投げてる間は)同じところにストレートを投げてないんです。
しかも
9回の表に守備について、この試合で初打席のカン・ミンホ選手には
内角高目
内角低目
真中高目
真中低目
外角高目
外角低目
にキッチリ投げ分けて
ドコは打ちに来る、ドコは打ちに来ない。
を探りながら配球してます。
・・・・・で、他の国との対戦も調べてみたら
1、いろいろなコースに投げる
2、バットに当てたり、打ちに来たコースには2度と投げない
を繰り返してるんです。
一度でもバットに当てられたコースには2度と投げないってのは難しいですよ。
昔、筋肉番付って番組のパーフェクトピッチング(だったかな?)って競技で
1~9のパネルがあるときは
真中の5を狙って他に当たってもOKですが
残り2枚くらいになると
ちょっとズレて、既にパネルを抜いて何も無い場所を通過したらアウト。
というくらい難しくなってきます。
キャッチャーの城島選手は「ココだけに投げろ!」とサインを出して
投手陣は、正確にそのコースに投げる。
難しいコトだと思います。
ホントにお疲れ様でした。