昨晩、日本テレビのNNNドキュメント’09「派遣切り ネットカフェ難民5」という番組を見ました。
派遣切りされた方たちの代表のような方が「この状況を看過した政治家や官僚の責任だ。」と仰ってました。
突然、職を失い、家も失ったら大変だろう。と思いつつも、ある危惧を感じました。
その危惧は
「政治家や官僚の責任だ。」ではなく「選挙に行かない有権者の責任。」なんじゃないかということです。
選挙に行かない人の言い分は
「選挙に行っても何も変わらない。」「誰に投票すれば良いのか分からない。」
というものが多いようです。
ホントのトコロは
「変わらない。」じゃなくて「変えようとしない。」
「分からない。」じゃなくて「分かろうとしない。」
なんじゃないだろうかと。
自分に不都合なコトが起きると「アイツのせいだ。コイツのせいだ。」と言ってるだけでは何も変わらないと思うんです。
分かろうと努力して、変えようと志す。自分自身の意志を国政に伝える権利としての投票権を確実に行使する。
それが絶対に必要な要件だと思うんです。
能ある鷹は爪を隠す
という諺がありますが
一生爪を出さない鷹は、ただの鳩
ですよ。