フィリピンのセブ島は
数年前まで何年か連続で世界のNo1リゾートに選ばれ続けてました。
ベストリゾートに選ばれる場所は
貧富の格差が激しく、基本的には貧しい地域が多いです。
お客さんにとっては格安でサービスを受けることが出来て
従業員にとっては他で働くよりも高い賃金がもらえるので
必然的にサービスが向上していくからです。
日本テレビの『タッチeco』 って番組を見てたオフクロが突然
「弁当を買ってきて。」と言ったので
ほっともっとのしょうが焼き&メンチカツ弁当(480円) を買ってきました。
すると、おもむろに携帯電話を取り出し
別棟に住んでるうだつの上がらない居候のアニキに「弁当を買ったけど食べるか?」と電話をしました。
血液型A型で緻密なハズのアニキがノコノコとやってきて、弁当を半分ほど食べたときに
オフクロが「弁当食べたんだから庭の木を切れ。」とヤクザなみの無茶を言い出したのですが、
無論、アニキにそれを断る手段が無いので
チェーンソーを唸らせて木を切り始めました。
その様子を窓越しに見ていたオフクロが
「庭師に頼んだら2万円以上掛かるところを、480円で済んだわい。エコロジー、エコロジー・・・・ぬっふっふ。」
と呟いてました。
たった480円でジャングルのようになった庭の草むしりや枝払いをやらされているアニキの姿を見て
貧富の格差の恐ろしさをマザマザと見せ付けられ切ない気持ちになりました。
ただアニキも
枝を払うのではなく、幹ごと叩っ切り
A型が几帳面なんて大うそですよ。
本当に几帳面だったら、
「枝払い。」と言われたら枝を切るけども幹は切らないですからね。