
生物には反射というものがあります。
代表的なものでは、膝を叩くと足がピョコっと跳ね上がる膝蓋腱反射というのがあります。
進化していない生物だとこの反射だけで生きるものもあります。
ただ、反射というのは安定した動きではないので
進化の過程で、筋肉などに安定した命令を出す器官が出来ました。
それが延髄です。
進化の過程に伴い、小脳、大脳、大脳新皮質と体の機能を統括する器官が増えました。
レベルの高さから言えば
大脳新皮質>大脳>小脳>延髄>脊髄
ということになるのかもしれませんが
力の強さから言えば
脊髄>延髄>小脳>大脳>大脳新皮質
になります。
例えば、頭の中で「心臓よ止まれ。」といくら念じても心臓は止まりません。
それは、
心臓に正確な鼓動をさせる役割の延髄は、理性を持たせる大脳よりも力が強いからです。
お腹が減ったときに
大脳が発達していない野生動物は「食べれそうかどうか」で判断します。
それに対して大脳が発達した人間は「美味しそうか?不味そうか?」で判断します。
人間はグルメガイドなどに載ってる遠くの食べ物屋に行ったりしますが
人間はグルメガイドなどに載ってる遠くの食べ物屋に行ったりしますが
野生の動物は美味しそうだからといって遠くの獲物を狙うようなことはしません。
以上のことから
男女の友情を成立させる要件として
男女共に「彼氏(彼女)にしたくない。」と相手の大脳に感じさせる組み合わせでなければいけません。
しかしながら男女共に「同じ空間に居たくない。」と相手の小脳に感じさせてはいけません。
これが男女の友情を成立させる唯一の条件になります。
彼氏(彼女)にしたいと思わせるアナタである場合を○
彼氏(彼女)にしたくないが、同じ空間に居たいと感じさせるアナタである場合は△
同じ空間に居たくないアナタである場合には×
と考えると
男○ 女○ → 友情×
男○ 女△ → 友情×
男○ 女× → 友情×
男△ 女○ → 友情×
男△ 女△ → 友情○
男△ 女× → 友情×
男× 女○ → 友情×
男× 女△ → 友情×
男× 女× → 友情×
の9通りが存在します。
単純計算ですが
世の中の男女の組み合わせ中、11.11%は男女の友情が成立します。
ただし、
そのためには
付き合いたいとは思わないが、話をするのは構わない
レベルの人間になるべく努力しないといけません。