税金、何に使って欲しい? | 関(仮名)の価値化ブログ

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税金、何に使って欲しい?


10~20年くらい前のバンドブームのとき
出てくるバンドといえば4人以上が多かったのですが
最近は
B’z
ELT
ユズ
スキマスイッチ
コブクロ
etc.etc.
と2人組が増えましたね。



孫子の兵法では
夫れ金鼓・旌旗なるものは人の耳目を一にする所以なり。
人既に専一なれば、則ち勇者も独り進むことを得ず、
怯者も独り退くことを得ず。
(中略)
これ衆を用うるの法なり。
とあります。


2人組が増えたのは
1人だと不安や焦りに押しつぶされそうになり易く
デビューまでたどり着くことが出来ないから。
米米クラブのように大人数だとメンバーの耳目を一に出来ないから。

最も意見をまとめ易く、
それでいて
勇者も独り進むことを得ず、怯者も独り退くことを得ず。
な状態が2人組だからじゃないかと思うんです。



で、税金のはなしですが


少し前の金曜日に早く帰宅出来たのでテレビをつけたら
日本テレビで『太田総理・・・秘書田中』という番組をやってました。

その番組の中では『防衛予算を半分にします』という公約について討論してました。


太田総理側は
「無駄遣いをする防衛省の予算は減らすべき。」
「不祥事を起こす省に沢山の予算をだすのはおかしい。」
「防衛予算が多くても平和にならない。」
なんて意見を出したのに対して、

反対側は
「北朝鮮のミサイルの脅威に対抗するには防衛費は必要。」
「災害対策のためにも防衛費は必要。」
「国際貢献のために防衛費は必要。」
と反論してました。

その討論を聴いていてフッと疑問が沸きました。


ベトナム戦争開戦時に世界最大の軍事国家であるアメリカ軍を撤退させることを予測できた人はいたのでしょうか?
日露戦争開戦時に世界最大の陸軍国であたロシアを撃退出来ると考えた人はどれほどだったのでしょうか?

ベトナム人の「独立するぞ。」という統一した意志が世界最大の軍事力を退けたのでしょうし、
日本人の「ロシア倒すべし。」という統一した意志が世界最大の陸軍に匹敵する力を生み出したのだと思うのです。


民主主義では、各自の「国を良くしたい。」という意志を国政に伝える方法として選挙があります。

日本の投票率は多くて70%弱、少なければ30%程度です。
この程度の投票率ではとても国民の『耳目を一にする』状態ではないと思います。

こんな状態では防衛予算をどうしようが
無駄遣いも不祥事も無くなりませんし、
平和になんてなりませんし、
北朝鮮のミサイルの脅威に対抗することも
災害対策も国際貢献も
何も出来ないのだと思います。


そこで
選挙に行った人には『所得税割引券』を渡す。
確定申告や年末調整で申告すると一定額の税金が返ってくる。

という制度を作ったらどうでしょうか?

※選挙に行かない人から罰金でも構わないですけども。