匹夫の勇

１月４日の『試験予定』で書いた

簿記２級

初級シスアド

ビジネス実務法務２級

の受験・・・・・

参考書を買うかどうか・・・・・。

こういった資格の参考書って意外と高いんですよね。

もったいないような気がするんですよ。

秦の悪政、暴政に反旗を翻した反秦軍の諸侯が徐州の彭城でこれからの方針を決めるため一同に会する。

劉邦の下で軍師をしていた張良と項羽の軍師をしていた笵増が出会う機会があり、

囲碁を打ちながら話をする・・・・・。

囲碁の結果は

大差では無いが、ほぼ一方的なペースで進み笵増の勝ち。

・・・・・・約３年後・・・・・

劉邦側の陳平の策略によって笵増を疑うようになった項羽

そんな項羽を見限り「天下の形勢はおおむね定まりました。後は君王（項羽）自ら行ってください。」と引退することを告げた笵増

笵増が国に帰る準備をしていると、将軍達が翻意を求めて集まってくる。

その将軍達に

「恩賞を約束していながら、いざ払う段になると惜しくなって約束を破る

敵の大将の首を打てば戦いが終わるのに、泣きつかれたり煽てられると許してしまう

これは匹夫婦女子の勇だ。」

と言い放ち帰国してしまう。

・・・・・・帰国する途中・・・・・

川のほとりで渡し舟が来るのを待っていると

噂を聞きつけた張良がやって来て、酒を飲みながら話をする。

別れ際に張良から手紙を渡され、

船の上で手紙を開くと中から碁石が一つ

その瞬間、彭城での囲碁は

張良がワザと手を抜き、笵増を油断させるという遠大な策略だったこと、

囲碁で勝つという小さなプライドを優先させて、その後を考えれなかったこと、

そして

項羽を『匹夫婦女子の勇』と言ったが、自分自身もそうであったことに気付く。

自分自身への怒り、絶望、落胆により船の上で倒れ、絶命する。

※このストーリーは中国ドラマのものです。史実では帰国する途中で背中に膿が溜まり病死としか書かれていません。

よっしゃ～！参考書買うか！

お金がもったいないからって躊躇するのは匹夫婦女子の勇ですよね。

関（仮名）の価値化ブログ