昨日、会社の忘年会がありました。
『厚生行事補給金』というのがありまして、私の会社では半期(6ヶ月)につき1人3千円が支給されます。
今までの世間の会社では
年度末に利益が出そうになると、役職者が税金対策で飲み会をやって福利厚生費として損金計上をしたり、
中小企業だと社長の家族がファミレスでご飯を食べた費用を福利厚生費にしたりしていたのですが、
それを禁止するために
1,年度が始まる前に1人当たりの金額が決まっている。
2,使う前に、使用使途、人数を申請しておく。
3,一定以上の人が補給金を使っていないと、使った人は補給金が給与扱いになって源泉税が取られる。
という基準があります。
そんな状況なので「忘年会なんて行きたくない」と思っていても
使った人が余計な税金を取られてしまうので、行かないワケにはいかないのです。
・・・・で、この手の忘年会って
毎日残業をしている男性若手社員や女性社員は「行きたくない」って意見なのに
年長の上席(特に昼間働いてない人ほど) は「絶対にやる」って図式になりますし、
しかも座る席は
上席たちの集団
女性たちの集団
若手たちの集団
と分かれて、
上席たちは酒をガバガバ飲みますが
若手は「明日仕事があって休めない」という理由で、料理は食べますが、飲み物はほとんどウーロン茶。
女性たちは料理も酒もほとんど手を付けないので、ほとんどの料理が余ります。
この忘年会をやる意味はなんだろう?
ってタイプの違和感を毎年感じます。
しかも、地元の駅に着く時間は、普段 仕事を終えて帰るときよりも早いんです。
仕事(残業)から帰る時間よりも、忘年会をした時の方が早く家に着くとはコレ如何に?
この違和感は
プロ野球選手がよく言う「肩の違和感」なんて原因不明で摩訶不思議なモノとはちょっと違います。
「原因が分かってるんだけど仕様が無い違和感」です。
例えるなら
衛星放送で『矢沢永吉ライブ』を見ていると、
バラードの前奏が始まり、
矢沢永吉さんが♪アイハラユーOK♪と歌い出す、
えっ!・・・今、相原勇って・・・相原勇って言ったよねぇ?
って感じの違和感でしょうか?
もしくは
こんなワケの分からない例え話はいらないんじゃないの?
って感じの違和感とでもいうのでしょうか?
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