死刑判決には驚いた。

永山ルールはもはや意味をなさなくなったと言えるのではないだろうか?

民主主義への重大な挑戦であり許すことは出来ない事件であるものの、果たして死刑が妥当であるかについては難しい

常識的には死刑は妥当だ。しかし法律的に曖昧な部分を作り出したのは間違いない。

「自由と民主主義」の脅威とはいかなる基準で決めるのであろうか?そして殺人罪で裁くことが妥当なのだろうか?

政治的意図を持つテロリストには殺人罪とは別の罪を科すべきと僕は考える。

裁判員制度導入が間近になった今、新たな問題が生じたのではないのだろうか?曖昧な基準で市民に裁判をさせることは極めて危険と言わざるを得ない。