地理と日本史の話をしようということなんで、まぁ試しに書いてみようかと思いまして更新します。
いわばパイロット版ですな。いや、そんな大したもんじゃないけど…
ある友達に「地理ってもうはじめとかなきゃいけないよね?」って聞かれた。
そいつは現役の時は地元旧帝大をうけて、今回は東大文二を目指すってやつです。学校では世界史をやったらしい。
もし今地理の勉強を考えている東大受験生が読んでいたら参考までに言いたいんですけど、地理は人によって難しくも、やさしくもある教科だと僕は思っています。
僕自身はすごく相性が良くて、現役時は8月の終わりころ(もちろん高三)から始めたんですけど、センターは9割超えたし、二次もちょうど8割獲得できました。(でも落ちちゃったけどね…)
日頃からニュースに興味があって、新聞の国際面とかを読んでいたらかなり有利だと思います。
国際情勢は各国の産業、経済が密接に関係してます。外交の世界では、そういった背景の下に国益の伸張が図られるわけですから、地理を勉強するほど理解しやすくなります。
ということは、逆もまた成り立つわけです。国際面を読む→地理がわかってくる→紙面が良く理解できる→地理がもっとわかる…といった具合に新聞と地理の学習の相乗効果が見込めます。
もし、地理が苦手ならまず新聞の国際面!わからないことがあったら、全部とは言わないけど幾つかは理解できるまで調べる。というのが良いんじゃないかと思います。ですけど、基本的には夏から初めて十分間に合いますので、ご安心を。
ですます調は疲れる…もうやめよう。
ところで最近ドバイの話しよく聞かない?
ブルジュドバイとか言う建物が世界一高い人工建造物になったとか…まだ建築途中らしいけど。
他にも変な形の人工島とか石油成金…おっと失礼、石油王とかニュースで出てくる。
ドバイが注目される原因はやっぱり原油高。ガソリンの減税で話題になったよね。
原油高で一番得してるのは産油国らしい。値上がり分はほとんど産油国に入っている。
おかげでオイルマネーで湾岸諸国は大もうけ。ドバイは将来の油田の枯渇に備えて金融センター作りにいそしんでいる。偉いね。
ドバイはアラブ首長国連邦(UAE)の一員なんだけど、UAEの輸出相手国第一位、つまりドバイにお金をじゃんじゃん上げている国はどこ?
ごめん、基本だよね、もちろん日本。
多少ドバイがムカつくのは僕だけじゃないはず…だって、あいつら努力もせずに稼いでるブt(以下、自主規制)
まぁとにかく、産油国はおいしい時代になったわけです。
そうなれば、産油量では世界一とも言われるロシアも「儲かってまんな~」ってこと。
ソチ宣言に代表されるように、米露関係はかなりロシアに有利に進んでいる。イランの問題で中東への依存度を
減らすという戦略もあるようだが、原油高によるロシアの復活も大きな要因だ。
何年か前にウクライナとロシアでガス供給をめぐる応酬があったが、あれも政権の意向を強く受けるガスプロム(天然ガスの独占企業)が忠実な行動をとったからである。親欧米政権のウクライナに対する圧力をかけたが、結局そのときは妥協した。(最近また再燃したみたい)
この事実はエネルギーを外交の武器に使うロシアの象徴的な行動と僕は考える。ロシアは欧州諸国にパイプラインを通じて天然ガスを供給しており、影響力を強めているらしい。
石油を武器にといえばベネズエラ。反米を明確にしているチャベス政権がアメリカにちょっかいかけて頑張っているんだけど、実はアメリカはお得意さんで、主要輸出相手国だったりする。
ちなみに日本の石油、天然ガス輸入の特徴としては東南アジアからの輸入。三菱商事が頑張ってます♪いや、僕は三菱商事の関係者じゃないんだけどね。やっぱ地理的な条件が重要になってくるみたい。
石油・天然ガスの関係の特徴を大まかに言うと
日本―中東、東南アジア
アメリカ―自前(メキシコ湾岸で)、南米
欧州―自前(北海油田ね)、ロシア
って感じ?間違ってたら教えて。
というわけで今日は石油と天然ガスの話でした♪
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