金曜日は久しぶりな友人とイタリアン
東京に来てからずっとなので、もう7・8年の付き合いでしょうか。
元々前職の関係で知り合ったのですが、
彼は私にとってお兄さんみたいな存在の人です。
たまにこうやって食事に連れて行ってくれるのですが、
部長さんになってからはやはり忙しいのかめっきり回数が減ってました
そんな彼をなんとか引っ張り出して、東銀座のトラットリア、「ALLA MANO」へ。
いつも本当に美味しいお店に連れて行ってくれるのですが、
今回も良いお店でしたー
アラカルトで前菜2品にパスタ、メインを2品。
ワインも進んで白赤一本づつ
銀座もちょっと外れのほうなのでお店も静かですし、
何よりソムリエさんの間合いが丁度良くて居心地が良かった。
もちろん、食事もなかなかのもの。
特に前菜のハマグリのグリルとポルチーニ茸(忘れたけどムースみたいなの)はウマウマ
でした。
近況報告などしながらお酒も入ってきて、色々話も盛り上がってきたころ、
「・・・で、何か悩み事でもあるんちゃうの?」
と彼。
「え、何にもないですよー。どうして??」
「いや、なんかちょっと変。」
「そうですかー?いやいや、一緒ですよー」
「そう??・・・いや、元気ならいいんやけど」
ぎく・・・怖いですな、さすがは長年の付き合い、
しかも大人です、やはり。
とりあえずお店変えようと外に出るとものすごい雨!!
すぐ近くのバーへ駆け込み、一息。
グラッパがたくさん置いてあるバーでした。
(バーテンさんがMr.ビーンにソックリ・・・)
グラッパ2杯飲み、なんかいっぱいいっぱいになってきて、
正直に悩みを話してました。
というか、ずばり、言い当てられてしまいました
私はとても自分に自身がなくて、本当に仕方ないことですぐに悩んだり落ち込んだりします。
それに人に嫌われたくないから、多分誰よりも相手の顔を見て気を使って、毎日生きてます。
誰かのちょっとした一言もすごく大きくとらえて、思い悩んだりします。
小さいころから親からも周りからも一応優等生(成績とかではなく)という風に扱われてきて、
それに答えようとそれなりに気を使って生きてきて。
あんまり周りにはそう思われていないかもしれないけど、
結構ムリして生きているのかもしれません。
それが最近ちょっと重くなってきて、しんどいのかな。
そうやってムリしている割には、気がついたら周りには誰もいないんじゃないか、
私のことを気にかけてくれる人はいないんじゃないか、みたいな気がして。
散々話して(というかしゃべらされて)、なんだかこのところ自分の中にモヤモヤしていたものが
はっきりしてきて、ちょっと悲しくなってきました。
でも、彼から
「もっと自分に自信を持たなあかんよ。
友人として大切に思っているし、ビジネスマン(ウーマン?)としても、
いけしの一言は勉強になったり、自分も負けないようにせな、って思ってんるよ。」
と言ってもらえて。
自分が尊敬する人にそんな風に言ってもらえることほど、嬉しいことはありません。
本当にありがたかったし、元気ださなくては、と思いました。
改めて、人は一人で生きているんじゃないんだな、ということを思い知らされ、
そして、もうちょっと肩の力を抜いて生きていけるようになりたいな、
と考えた金曜日でした。