最近、モツ部部長オススメの藤原伊織を読破中。

手始めは

テロリストのパラソル。

江戸川乱歩賞と直木賞ダブル受賞の名作です。

主人公はアル中の中年バーテン。

最初の導入では、

「え~っ」

という感じでしたが、それがこの主人公を魅力的に変えるための布石。

過去が明らかになるにつれ、この主人公とその他の魅力的な登場人物によって、物語に引き込まれて行きます。

最後まで一気に読みました。


次は

てのひらの闇。

こちらは、20年前のある出来事をきっかけに事件が巻き起こります。

主人公は飲料メーカーの広告作成部門の課長。

私にとって身近な話が素材なので、導入から一気に引き込まれていきました。

さすが、元電通の作者だけのことはあります。

一般の方が読むと、また少し違った感想なのかもしれませんが、
私にはとても面白い作品でした。


で、すっかり藤原伊織にはまってる私が次に挑んでいるのは、

ダナエ。

こちらは美術業界が舞台。

しかも銀座の画廊から事件が始まります。

銀座の画廊に何人か友人がいる私にとって、これまた興味深い題材です。

週末、ゆっくり楽しもうと思ってます。

藤原伊織、オススメです!