1泊2日で箱根の富士屋ホテルに行ってきた。
こういったクラッシックホテルに泊まるのは初めてだったけど、
本当に来て良かった!

現代にはない内装・調度品と年月を重ねた味わい深さ。
建物の雰囲気とか、「千と千尋の神隠し」に出てきそうな感じ。
あいにくの雨だった分、ホテル内を十分に満喫することができた。
着いて庭を眺めながらのお茶。
その後食事まで温泉をひいている室内プールで1時間。
プールもとても古いようだけど雰囲気が良くて清潔で快適。
しっかり泳いでおなかはぺこぺこになった。

さて、楽しみにしていたディナー。
今回はディナーつきのプランで内容は全て決まっていたのだが、
味・内容・量共に大満足。
大好きなストリングスホテルのザ・ダイニングとは
全く反対の、本当にベーシックなフレンチという感じ。
時にはこういうのもいい。
特にオニオンポタージュスープとメインのフィレ肉が最高だった。

最後のデザートでシナモンたっぷりのクレープがついていたのだが、
「・・・あ、シナモン」(苦手なのだ)というひとことで
「中までシナモンたくさん入っているんですよ」と言って笑顔と共に
ヨーグルトのゼリーに交換してくれた。
このあたりの心使いは流石。しかも美味しい!
結局ワインも2人で1本空けて、気分良くそのままバーへ移動。

平日だったためかバーには私たちのほかにお客さんはいなく、
静かでゆったりとした時間が流れる。
ここもとても良い雰囲気。
週末はジャズの演奏もしているそう。

久しぶりのちょっとした贅沢旅行だったけど、
本当に素敵な時間が過ごせた。
是非また来たい。