骨と関節を見る。 | moving meditation life

moving meditation life

ヨガとアクアのインストラクターです。ヨガのこと、日常のこと、アクアエクササイズのこと、などを綴ります。
私がこんな人となりだということを知っていただく場としてこのブログを作りました。

6年前
ヨガティーチャートレーニングコースのレベル2を受けた時のことだ。

アーサナの授業で
Going deeperというのがあって
かなり上級のアーサナを練習した。

あまり頻繁に上級アーサナを練習していなかった私は、汗ダラダラだった。

しかし気合とチカラはあるため、それでついて行こうとしていた。

ある日、ハヌマーンのポーズ
いわゆる前後開脚のポーズだ。
右腿裏が悲鳴あげていたにもかかわらず、なんとかなる、くらいの感じで完成形に入ろうとしていた私の前に、師匠ルーシーが飛んできた。

そして、ニコッと笑い
ケイコ、あなたの脚を見てごらんなさい。
まだ、骨が真っ直ぐに並んでないわよね。
だから、今はまだよ。

そんなことを
日本語で言ってくれた記憶がある。

前出の、アーサナを見て即座に関節の動きを言う、というテストがあったのはその時のTTだ。

ヨガの師匠達のおかげで、私はここまで怪我をせずにやってこれている。
ヨガの師匠に頻繁に会えなくても、身体を動かすことに長けている人達のおかげで、いくつもの危機を乗り越えてきた。

そして、関節の仕組みを理解すること
最近しみじみ大切さを感じる。
そうは動かない場所を無理に動かそうとしていたり
本来動くはずの場所が動きが鈍くなっていたり。

それは私自身の身体にも日常的に起こっていることだ。

あの時の授業と体験、ヨガを頻繁に教えるようになって今、とても助かっている。

身体は魂が宿るお寺、なら
骨はお寺の柱だ。

その骨組みを愛を持って動かそう。