認知症はかっては痴呆といわれていました。
厚労省のHPには次の記述があります。
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「痴呆」という用語は,侮蔑的な表現である上に,「痴呆」の実態を正確に表しておらず,早期発見・早期診断等の取り組みの支障となっていることから,できるだけ速やかに変更すべきである. 「痴呆」に替わる新たな用語としては,「認知症」が最も適当である
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2004年以降、認知症という名称が用いられています。
認知症は脳の病気なので検査をすれば一目瞭然。
脳のCTやMRI検査で血流が悪くなっている部分や萎縮がみられるから。
脳の病変のヶ所によって
アルツハイマー型
レビー小体型
血管性
などの判別がつくようです。
それぞれ、症状の出方は共通もあり異なる事もありです。
時々、目にする嫁姑とバトルブログなどで、
義母の行動を意地悪ときめつけ(そのように感じるのもわかります)、
腹を立てたり悔しがったり、
嫁いびりとして受け止めて苦しみ悲しみの涙にくれている人をみかけます。
内容から姑さんの行動をみると、これ明らかに認知症でしょう?!
という事がよくあります。
たとえば、
・ひっきりなしに電話をかける
・失くした物(金品が多い)を嫁のせいにする
・すぐ怒鳴る
・思い込みから自分が被害者ときめつける
・泣き喚く
・同じことを何回も確認する
・お財布が小銭ばかりになる
・同じ品物を買ってくる
・たくさんのものを片付けできない
・今までやっていたのに料理ができなくなる
などなど
年齢に伴う物忘れを通りこしてこんな症状は、明らかに認知症です。
初期では、これらの症状がたまーにでても、ちゃんとしてる時もあるので判断が難しいです。
だからこそ、脳の検査は必要です。
認知症は脳の記憶部分が欠如し、尚且つ感情を司る部分の損傷などでコントロールが難しくなってきますから、
姑から必要以上に自分が攻撃されてると思う嫁もいるでしょう。
長年にわたって築きあげてきたものがあるので素直になれない嫁もいるでしょう。
姑は病気ではない正気で酷い事を言ってるとい決めつける嫁もいるでしょう。
しかし高齢の姑さんには、はやめに病院での検査をお勧めします。
姑が検査を拒否したり、いつも一緒にいない姑の子ども(嫁の夫)は認めたがらない場合もあります。
家族で強力して知恵を絞って受診してもらうしかありません。
病院にかかれば症状を遅らせるお薬とか、脳の血流を良くするお薬などの服用も可能です。
認知症って
周りが、その人の病気を認めて知ってあげる事だと思います。
もしかして、認知症という名称の由縁ではないかと思いました。
茶茶子

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