多系統萎症の義母、この病名で診断されてから3年になります。
義母はそれより1年前くらいから足元がおぼつかなくなって、時折、杖を使うようにになりました。
その事をふまえると、発病は4年前くらいになるでしょうか。
義母が82歳の時になります。
現在は、自力歩行、自立ともできません。
自力で座位を保つのも困難なため、頭から支えてくれる車椅子使用。
食後、無理やりこの車椅子に座ってもらっています。
テレビはその時だけみます。
日中は、何もしないでベットに横たわっていますが、今のところ夜はよく眠ねれているようです。
食事、排泄などの状況は省略しますが、気になる事があります。
義母は病気が発症してからというもの認知症の症状はありませんでした。
しかし最近、
「あれ?…、大丈夫かな?」
と思う事が度々あります。
先日の夕飯の時
私
「今日、はじめてのきてくれたリハビリの先生どうだった?」
義母
「……きちょらん、だれも」
覚えていないようでした。
こんな事は、はじめてです。
また先日の事です。
食後にテレビで
『はじめてのおつかい』を見ました。
いつものように、30〜40分程度でした。
それからベットに横になって寝付く頃、義母からの呼び出しベルがなりました。
義母
「…こどもが…くるけね…
いえを、あけ、、ちょ、て…」
とても聞き取りにくく、理解に時間を要しました。
結論は
ひ孫がはじめてひとりでおつかいにいってるから、心配している、出迎えてやれないから家のドアを開けておいて!
完全にテレビと現実を混同しているのでした。
「大丈夫だよ、今は夜で外は真っ暗だから〇〇ちゃんは買い物にいってないよ、
明日ね、お昼にうちに来るから安心してね」
そう言い聞かせて、休んでもらいました。
年齢的に認知症の症状が出てもおかしくない義母です。
今後は、こんな事が度々あると心構えしておかなくては。
茶茶子

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