先日、義母の亡くなった息子の嫁が来訪しました。
私からみれば、義妹です。


福岡から東京へ仕事へ来たついでに足を運んでくれたのです。


既得な義妹です。


義母との1年ぶりの再会、お互いとても喜んでいました。


その後、義妹をホテルへ送る途中


義妹
「お義母さん、衰えたね…
気力がないよね…
帰りたい、帰りたいって言ってました…」


義母の帰りたいという言葉は、どうしようもなく切ないです。


ナースやリハビリの時も、何か聞かれると
帰りたい…と。


80年以上住み慣れた場所、
もう戻れない切なさ…


帰りたい…介護人にとっても立つ瀬がない言葉であり、辛い言葉です。


今日の夕飯の時、義母に尋ねました。


「お義母さんが、帰りたい帰りたいって言ってるから、義妹が心配してたよ。
…帰りたい、よね?、家に戻りたいの?」


義母
「…いいや」
「あいたい人、いるの?」
義母
「…いいや」

「どうしても、ここが居心地が悪いんだったら、福岡の施設を探そうか、ねぇ」


義母
「…いいや、、びょういんは
いきたくない…」


帰りたいという気持ち
病院や施設には入りたくないという気持ち


どれも義母の本心だと思います。


「ここに、おっていいんだよ、ずっとここだからね、ここはお義母さんの子も孫も、ひ孫もおるとこだからね、ここしかないんだからね」


義母
「…なーんも、できんから…」


「お義母さんは、難病と闘っている、それが仕事!、そんなことでクヨクヨしないよ!さあごはん、ごはん。」



ポジティブでいこうよ、お義母さん!



おやつ:チョコと栗のケーキ、トッピングの甘栗を買い忘れて、無印の小豆クッキーにしました。





茶茶子





 


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