先日、孫たちと食卓を囲んでいた時、孫1はご飯ばかり食べてお茶碗の底をつく勢い。
それを見ていたママ(私の娘)が、
「あら、またぁ、"ばっかり食べ"はダメだよ、"3角食べ"だよ!」
とたしなめていました。
"ばっかり食べ"?
ご飯とおかずがあっても、ご飯ばっかりとか、おかずばっかりとか食べる事を"ばっかり食べ"というそうです。
ご飯、おかず、おかず、
と3角にお箸を運んでたべるのを"3角食べ"
ふむふむ、
実は、義母も"ばっかり食べ"なんです。
ひと皿づつ、"ばっかり食べ"で片付けていきます。
やっつけ仕事か!(笑)
私は以前、家人に聞いた事があります。
「ねえ、お義母さんは、昔からあんな食べ方だったの?」
「わからん…」
と家人の返答。
ちょうど、孫1のばっかり食べをママが指摘した時、私はここぞとばかり、義母に聞いてみました。
笑いながら…
「そう、そう、お義母さんも"ばっかり食べ"だよね〜前から、そんな風に食べてたの?」
「…いいやぁ…」
と義母。
私
「そっかぁ、めんどくさくなったんだね、あれこれたべるのが…」
義母
「…うん、、そう…」
"ばっかり食べ"で脇目もせず食べる姿を見ていると、義母にとって食事は、食べたくないのに食べないといけない義務みたいなものになっているのかもしれません。
多系統萎縮症は食べる楽しみさえも奪ってしまうのです。
それでも、
どんな食べ方でもいい!
とにかく、食べてくれる事がありがたい!
私
「そうだね、上手に食べてるから、いいよ、いいよ!
お義母さんはね、"ばっかり食べ"で
がんばろうね!」

