義母は救急搬送にて、多系統萎縮症でお世話になっている都立病院に入院しました。
診断は誤嚥性肺炎。
義母の食事は、飲み物、スープ類には少しトロミをつけて飲んでもらっていました。
あまりむせる事はありませんでした。
食事は気をつけて、必ず家族の目の前でいっしょに食べるようにしてきました。
ゆっくりゆっくりね、と義母に声をかけながら。
しかし、今回の誤嚥性肺炎、ドクターから
昨日、今日の事ではなく、少しづつ誤嚥してきたためだと言われました。
食べ物を飲み込む時は意識してゴクンと喉を閉じます。
あまり意識していなくても、唾液も喉が閉じて気管へ流れ込まないようにフタをします。
寝ている間なども、無意識にゴクンとフタをしているのだと。
高齢になると、このゴクンが間に合わなくて唾液が気管へ流れ込みます。
唾液さえも誤嚥するようになるそうです。
そうなると、食事だけの問題ではなく、為すすべがありません。
現在、義母は呼吸器と点滴を施されています。
微熱はありますが、話すことはできます。
救急車で搬送される直前に、包括支援センターよりポータブルトイレをお借りしてきました。
フラフラする義母の体を支えベッドから移動させ、服を下ろして座らせ、使用してもらいました。
入院してから、義母が言ったことは
「おしっこ、捨てとかなね、〇〇(ひ孫の名)が来て(ポータブルトイレを)開けるけね〜」
と心配だったみたいです。
(笑)
それをきいて、ちょっと安心!
そして、義父の鼠径ヘルニアの手術日も覚えていて、
「あっちも、こっちも、めいわくかけるね〜」
と言ってました。
気持ちは、しっかりしています。
あとは、体力勝負⁈
肺炎が治るまで2週間くらいかかるそうです。
義母は最近、2キロ太ったといってましたし、あの高熱の時でさえ紙おむつを嫌がってトイレに挑戦していましたし、
“これくらいで、くたばるはずがない!”
と希望をもっています。
