さて旅の最終日
あとは広島に帰るだけ
まともに高速道路を使わないのが男二人旅の醍醐味

どうせなら対岸から瀬戸内海を眺めながら帰ろうじゃないですか
香川県の県境に近づくたびに目立つ
【うどん】の看板
そういえば香川県には朝うどんの食文化が古から伝わっていたはず
朝の10時前
暖簾が風に揺れている
揺れる暖簾が手招きしている
迷わずいけよ
いけば分かるさ

讃洲 讃岐屋
香川県東かがわ市落合256−1
私はトロロ昆布入をチョイス
小を頼まないと後悔するのは勉強済み

出汁香る店内に
なにやら小刻みに弾むビートが響く
覗きにいくと店主が麺打ちしてました
二日酔いの胃袋に丁度よい
優しいお出汁は薬膳スープ的存在

いがいと柔らかい麺に驚きが隠せない

不揃いな麺は手打ちの証

讃岐の硬い麺とイリコの利きすぎた感じがイマイチ苦手でしたが
讃洲讃岐屋さんの一杯を頂き概念が変わった
朝から心も胃袋も満たされました