令和元年 初詣 | C級フリーランスがお贈りするB級ブログ

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まだまだ胃袋に想い出を詰め込みたい

山陰の神社マイスターと出雲大社を参拝

見事に常識が覆されました

まず、教えていただいたのが出雲大社の回りかた

伊勢神宮への参拝方法は、しっかり書かれてます。
下宮は左から
内宮は右から

日本人は何かと右側歩行をしたくなる
エレベーターでさえも西と東でルールは違う

八百万の神が集まる出雲大社…
失礼があってはならない
やはり気になる回りかた


参道入口にある大きな鳥居が第一鳥居

最近建てられた上の写真の鳥居は第二鳥居

そして拝殿の前にある下の写真の鳥居が第三鳥居


なぜ出雲大社の手水舎が、左側に設置されているのか?

第三鳥居までは右でも左でも自由に歩いて良いそうです。

第三鳥居を潜ると右から回るのが基本ルールと仰っておられました。




本殿に向かって右回りに回りこの社を目指します


そがのやしろ と呼ぶそうです

稲佐の浜から専用の掬う竹筒の様な器具で海水を汲み

稲佐の浜と出雲大社の間にある神社に寄り

社の下にある器に海水を入れ

海水に混じれた砂を器から頂いて帰る

これが稲佐の浜 潮汲みの儀式の真実だそうです。


稲佐の浜の砂だけを運んで来る参拝者の方が多いそうですが、海水を運ぶのが本来の行為みたいです。



清めの塩や盛り塩の原型になったのが出雲稲佐の浜の砂らしい


当然の事ながら そがのやしろ も右回りで参拝します。


社の裏にある岩山が出雲大社の御神体と語っておられました。



そがのやしろ を後にすると…
小さな賽銭箱があります。


この位置が出雲大社の正面になるそうです。




ついつい大注連縄の前で長居して帰りたくなりますが…


この位置が出雲大社の正面らしいです。

賽銭箱の方向に大国主命が正面向きに鎮座されているそうです。


出雲大社へは足しげく通いましたが、今まで大国主の左腕と左脇腹を拝んでした事になります。

完全に間違った参拝をしてました。

そして…一番驚いた真実が
この大国主の有名な銅像


大波に浮かぶ金に光る玉を両手で受け止める大国主の像

皆さま、どんなイメージでしたか?

私のイメージは
松山選手がヒーローインタビューで豪語した
鹿児島の爺ちゃん婆ちゃん…俺やったよ〜
的な雰囲気で
俺、国づくりに成功したよ〜
そんな感じのハッピーな像かと思っていました…

が…

実はこのシーン…
大国主が自分の魂を取り戻している情景らしいです。

どんなメッセージがあるのか、現地にて自分なりに解釈するのも面白いかも分かりませんね。

この像の前で胴上げは何の為に行うか?
と問われ

私の回答は喜びを表現で表したい…と答えました。

本当の意味は興奮を抑える為に胴上げをして落ち着かせる意味がある…と語られておりました。

古事記に興味がある方は国譲りの話はご存知だと思いますが。
国津神として地上を治めた大国主は
天津神である天照大神に国を譲ってますよね。

胴上げの話を聞き、国譲りの話を思い出し
輝く玉に向かう大国主の像を目の当たりにして
感じた私の解釈


成功している時が一番危険

常に冷静に自分と向き合いなさい

そうすれば幸運は続く…


このように伝わりました。


今回案内して下さった方も色々な話を聞き自分なりに解釈した上で私に教えて下さりました。


古書などと内容は異なるかも分かりませんが、神社巡りって、神社へ出向き自分なりの解釈や答えを出す


信じるのも自分

答えを出すのも自分

背中を押してくれるのが見えない存在の神様


これが神社巡りの醍醐味かも…


そんな気がします。


SNSを通しての出会いからの今回の参拝


導きに感謝の言葉しかありません