昔の球場は、ビジターはレフトスタンド・ホームはライトスタンド
この極一部で旗を振ったり鳴り物鳴らしたり…
ピンクのボンボン振ってる可愛いお姉さま方もおられましたね。
一塁側にも監督の被り物を自作していた極一部の応援団の姿もありました。
一般客と応援を楽しみたいお客様とが上手いこと分別されていました。
今の新広島市民球場は完全に応援席と観覧席は分別されましたが、現実は見渡す限りの360度の応援合戦が事実
点差が離れていようが1点入れば宮島さんの大合唱
強制的にカンフーバットでの叩き合い
私、メガホンもカンフーバットも持ってませんけど…
そんな環境に飽きてきた
いや
疲れてきた…
静かに見たい…
当時は、その法被エリアにさえ立ち入らなければ気にもならなかったアジア野球独特のチンドンピーヒャラの鳴り物応援スタイル…
内野で観戦する楽しみたを覚えたのは社会人になってから位…
酔っ払いが紙コップの底を破って作った自家製オリジナルメガホン片手に、訳の分からない野次を飛ばす…これが面白くて仕方なかった。
たまに当たる予知能力的な野次に驚く事も多々あった…
むしろ、この野次を聞く為に内野指定の高い金額を払っていたと言っても過言ではない。
同じチームを応援しているはずなのに、野次には野次で応戦する…
警備員もタジタジの野球場が、シュールで面白かった…
暗黒時代の球場…チームは底面していましたが、球場は楽しかった。
弱かったからこその楽しみがあった。
今のカープは強い!
選手も格好良い!
ファンの声援が力になると選手も語っています。
ただ…野球をまともに見てもらいたい。
グランドにある一つのボールに集中して見て貰いたい。
ボールの行き先に居る選手を目で追っかけてもらいたい。
真剣に野球を見ているからこそ、野次も出れば愚痴も出る…ため息も出ればエールも出ると私は思う。
誰に威嚇するのか?と思わせる刺繍の入ったユニフォームにニッカポッカのタイガーススタイルの二番煎じのお客様に
選手のモノマネをするお客様
選手の名前を書いたボードを只管掲げる親子
その姿を撮影するテレビ局
球場は欽ちゃんの仮装大賞でもしているのか?なんて思ったり…
今日は今季初のバックネット裏での観戦
ちなみに今日は自身最終戦。
チケットを回してくれた友人に感謝
バックネット裏で、ゆっくり見たかったのに隣では何枚も用意したプラカードにカンフーバットの連打戦。
試合どころか隣にイラつく
おまけにテレビカメラが拾うから余計に目立ちたがる…
あちら此方のプラカードをカメラが抜く
球場はスーパー玉出かドンキホーテの売り場状態…ヴレッジバンガードにも見えてきた
SNSの普及による自己アピールの場になってしまった球場。
色んな意味で球場の雰囲気が目障り耳障りにしかない私にはアミューズメントパーク化したボールパークに居場所はない。
2017年チケット争奪戦に大敗した負け惜しみブログで〆させて頂きます。
優勝おめでとうございました。
感動を有難うございました。
今年は忘れ物を奪い返して頂きたい。