7月の後半。
さすがの北海道も連日30度を超え、猛暑とまでは行かずとも夏らしあの暑さがやってきました。
関東では連日の35度以上の猛暑となっていますが、道民にとっての30度超えは生きるか死ぬか!
でっどおああらいぶ!
いや、
らいぶおあだい!
5年前までは35度以上の中でも関係ないとばかりに釣りに行ってたもんですが、今や弱くなりましてね。
27度超えてくるとブツブツ文句言ってるくらいですよ←
さて、真夏のロックフィッシュは海水温もあがり、冷水域を好む北の魚たちも深場に落ちたりする夏枯れという低確率ゾーンに突入します。
言ってしまえば、トマトを引いてない状態のリノ!
それでもたまーにトマトを引いた状態がありましてね。
朝マヅメや夕マヅメ。
そして潮通しがよく、適度にシェード(コンブや日の向きによるテトラや堤防の影)が絡む場所なんかがあれば、サイズはともかく連発したりします。
真冬もそうですが、こういうタフな時期こそタイミングさえ掴めば割といい釣りができたりするのもまた事実。
NO CAST
NO FISH
ってなワケですな!
まずは夏以外でもなぜか数は釣れない下海岸の漁港で
シャッドテールには反応なく、探ってるうちに一部だけ水草の濃い場所があったのでピンをバグアンツで探ると刺してきたのか、ポンポンと2匹。
どちらも35cmくらいでしたが、マヅメ時に刺してきた個体な感じでした。
次に茅部方面の築港。
水温も20度を超え、だいぶフラットエリアの魚も少なくなってガヤの活動も活発になってきましたが、穴の中の様子を探ってみると
ポンポンとドンコ2匹
次に函館の港にて
最近よく通う築港なのですが、磯が隣接しているせいか割とマヅメ時に刺してくる魚が多いような場所なのです。
ここはシャッドテールをタイミングか来るまでひたすら投げてアブ1本。
そして暗くなってきたタイミングで夜の主役のハチガラ30弱くらい!
ここのハチガラはサイズがデカく、35cmくらいの超大型個体も釣れるみたいです。
次は下海岸の磯。
なぜか6月7月のハイシーズンでも数は釣れませんが、出るとデカイと噂の場所。
近くの築港では50cmのアブもマヅメ時に釣れたみたいなのでマヅメ一発勝負をかけましたが、結果はなぜか35cmくらいの中型…
求めてる魚ではありませんでしたね…
そして最後に茅部方面の磯。
ここはロックフィッシュをやってる人というか、釣り人自体が本当に少ないので入れば反応のいい魚がついてくるのですが、やはり夏枯れの影響かそれまで釣れていたフラットエリアの岩の際の反応はなく、代わりにガヤの反応が多いのですがガヤの反応がなくなる小さいポケットみたいな場所でキジハタホッグをシェイクしていると
ドン!と1匹。
ひさびさに40up!
やはりガヤも大きなアブがいる場所は少し避けているのかもしれませんね。
そしてもう1匹は真夏のシーズンの教科書通りの場所。
つまり、潮通しのいい岬でコンブが絡む一等地!
まあ出て当然くらいの場所ではあるのですが、ここまで狙い通りに釣れると、やっぱり基本に戻るってのは大事なことなんですね。
というわけで、夏枯れを感じさせないような釣果ではありますが、釣った状況をみるとやっぱり夏枯れしてる感はあります。
フラットエリアで釣れず、条件も1つが良くても2つ3つといい条件が絡まないとマヅメ時でも反応は薄いので、やっぱりいかにタイミングとそれまでにいい条件の場所を見つけられるか?
真夏のロックフィッシュはその一瞬のための下準備、調査がとっても大事なんだろうなと改めて思いました。
さあコレからが勝負です!
夏枯れ真っ最中の8月9月にもしっかり釣果を伸ばせるでしょうか!