『35』ブログを読んで | 新米ママ(姉)と助産師(妹)の GOGO育児

新米ママ(姉)と助産師(妹)の GOGO育児

新米ママの姉、助産師の妹が、楽しくGOGO!と進んで育児をしていく日々を綴ります。
一つの命の誕生とともに、人が育っていく楽しさを伝えられたら嬉しいです。

【姉のKaoruより】

妹ちゃんの『35』ブログ、わたしも大事に大事に読ませてもらいました。

いろんな方が優しいコメントをくださって、心の内を語ってくださっている方もいて、

妹ちゃんはたくさんの方に支えられているんだ、と思いました。

ありがとうございます。


ブログを読んで下さっている方、実際にわたしたち姉妹とお友達の方はすでにお気づきかもしれませんが、

姉妹だけど、ずいぶん性格は違います。

妹ちゃんは感性豊かで自分の心をきちんと受け入れてそれをいっぱい考えていく人、共感能力が高い

わたしは、、うーん、自分のことを書こうとなると難しい。

リクルート時代のキャリアワークショップで自分の特性で毎回あげられていて課題だったのは、共感能力が低い、というところ。(あ、いいところもありましたよ)

うーん、業績と表彰ばかり頭にあったあの頃から何年も経ち、

その後いろいろ苦労したからちょっとは人の気持ちも理解できるようになったと思うんだけど、

いまでもいつも、「わたしは人の気持ちが理解できているかしら」という不安はあります。

なので、今回の妹ちゃんのことも、姉なのにどうやって声をかけてあげれば元気になってくれるのかしら、、と迷ってしまいました。

日本にいたら、いっぱい話聴いてあげられたのに、ごめんねーー。。


ということで、妹ちゃんの『35』ブログを読んで改めてわたしの35歳くらいのころを思い出しました。

いま思えばなんてこと思ってたのー!?とわたし自身も思うので、

読んでいてあれあれ?と思うことがあるかもしれませんが、当時の心のうちを書いてみます。


わたしは32歳で結婚した頃から仕事がどんどんやりがいが出て来てキャリアを築いていきたくて

「結婚したけど、仕事がんばりたいから、今の立場でやりきったと思うまで子供はいらないなー」

と思っていたのだけど、

「お姉ちゃん、35歳までには初産迎えるように、ちゃんと考えてね」

と何度も妹ちゃんが言ってくれていました。

そして、実際に豪ちゃんを出産したのは35歳の7日前でした。


母になる前によく友達にいっていた言葉。

「子供がほしい訳ではないんだけど、助産師の妹ちゃんに35歳までには絶対出産してねー

って言われてたからわたしの中でのひと区切りとして考えているのー」

赤ちゃんが来てくれるのは本当に奇跡的なことであり、

豪ちゃんの母となれたわたし。

いま思えば、もしかして子供に恵まれずに悩んでいたお友達もいるかもしれないのに、

なんて無神経な言葉。。


こんなことを言ってしまうわたしだったので、きっと妹ちゃんの言葉がなければ

37歳になった今でも仕事仕事仕事ーーーー!!やりがいやりがい!キャリアよキャリアーーー!!

わたし寝なくても大丈夫だし、風邪ひかないし、まだまだ元気よーーー!!

と突っ走っていたことかと思います。


女性の活躍推進が叫ばれている日本では、(わたしの捉え方かもしれないけれど)

輝く女性=働いてキャリアを積んでいる女性

というイメージがあります。

わたしも社会で活躍している、という実感がどんどんやりがいを生んでくれていました。

一方子育てについては、『ワンオペ大変!』とか『社会から取り残された気分!』

とかそんな良くない情報ばかりが広がっているような気がします。

(いいことだっていっぱいあるのに、どうして良くない情報ばかり広がるんでしょうね、社会って)

だれだって活躍して輝いていたいので、そんな情報ばかりだったら、

子供はあとあとー!ってなっちゃいますよね。


女性の身体のこと、

子育てもいいこといっぱいあるんだよ、

という情報が少しでもこのブログを通じてお届けできればなーと思いました。


妹ちゃんのおかげでわたしは母にならせてもらえたと改めて実感してます。

猪突猛進なわたしのことをよくわかっていて、

大事なことはもっと他にあるよ、と教えてくれてありがとう!!


☆2歳2ヶ月10日の豪ちゃん☆


さて、豪ちゃんはブログが書けていないうちにすくすくと成長し、

1日に2回公園にいかなければ、すごい食欲からくるありあまるパワーを発散しきれません。

37歳のどちらかというと運動嫌いな母は、毎日公園づきあいでクタクタです。

毎日寝落ちしていて、ブログ書こう、書こうと思っても書けない日々が続いてしまいました。

よくきいていたけれど、子育てって本当に体力がいりますね。