世界の中の「日本」 | どこのドイツのめーやんです

どこのドイツのめーやんです

アメリカ、台湾、コソボ、北極圏の生活を経て、2013年からドイツ在住、単身赴任中のドイツ人オットぼるおと時々2人生活満喫中。
潜在数秘術®と筆跡診断をつかっていろいろやってます。

先週末帰国してからはや一週間。
はやいのか遅いのかもよぅわからん感じですが、今回の旅行を通して確認できたことがあります。

それは、ワタシが「海外の地で日本を表現したい」ってこと。そしてそれが憧れだったこと。

私は、高校ではじめて「帰国子女」と呼ばれる人たちにあってから、彼らを通しての世界に興味津々でした。

彼らの海外生活は、楽しいことはもちろん、いじめ、差別、日本語ができないことに対する劣等感等々、日本にどっぷりなワタシにはちっともわからない世界を経験してて、いつか実際に体験してみたいっておもってました。

大学に入り、交換留学で1年間アメリカに滞在し、差別とかはなかったんですが、お国柄の違いからの考え方のギャップにとまどいつつ、逆に万国共通な思想も体験し、とってもおもしろかった。
違いを違いとして受けいれてくれるでっかいアメリカに日本以上の居心地の良さをかんじてました。
それをずっと味わいたいと願ってたんですが、ご縁なく帰国することになり、ワタシは逆カルチャーショックというものを経験。全て日本を否定的にみるようになってたんです(片目落ちですね‥)

日本人なのに、日本人の悪いところばかり目がつき、だからアメリカはいいんだという変な考え方になってました。

で、そんな偏った考えのまま社会人になり、組織にもまれ、結婚、海外在住、離婚をし、今にいたるなかで、だんだん見えてきたことがあります。それは、私が「日本人」であること。
あたりまえっちゃ、あたりまえなんですが‥、それまでのワタシは「日本人」であることを
否定してました(^^ゞ 。

簡単に言うと、「海外にいる自分=日本人じゃない自分(←ここで矛盾してるけど‥)」に
憧れてたんですね‥だから、日本にいる自分がとっても嫌だったんだなと‥。

だから、私の多くの海外在住の友人に憧れ、ずっと海外にいたいって本当に思ってました。
だって、海外にいる自分が本当の自分で、日本にいる自分は本来のじぶんじゃないっておもってたから‥(^^ゞ

それがね、今回の旅できづいたんです。
会う人、会う人、とっても日本人だなーって‥日本的感覚で生きてるっていうか、日本人であることをとっても大切にしてるっていうか‥。育ってきた文化を本当に大切にして、それを個性の一部として発揮してるんだなって感じたんです。

そして、私の友人や過去のボーイフレンド(駐在員とか‥(^^ゞ)もとっても日本を大切にしてました。
日本国内にいる人以上に、日本を大事にしてる‥語弊があるかもしれへんけどとっても「日本人」だなって。そして、今住んでるそれぞれのお国で、うまい具合にブレンドしつつ生活してはるなと。。

国が変わろうと、どこにすもうとワタシはワタシなんだけど
育った国の文化って、個性の一部となって色んな国で光ってるんだなぁって
すんごく腑に落ちた旅になりました。

だから、今のワタシは、日本にいるワタシを否定することはしてません。
どこにいようとワタシはワタシだし、日本人として育ったワタシはそれを個性として
活かせるんだってことがわかったから‥

っていうか、もぅそうしてたんだなって(^^ゞ

これからどこの国に行くか、どこに住むか、日本国内でもわからへんけど
どこにいっても、本来のワタシが持つ色んな個性をたのしもうとおもってます!!

今回の旅で、色々気付かせてくれてありがとー!!