仮面ライダーな女 | どこのドイツのめーやんです

どこのドイツのめーやんです

アメリカ、台湾、コソボ、北極圏の生活を経て、2013年からドイツ在住、単身赴任中のドイツ人オットぼるおと時々2人生活満喫中。
潜在数秘術®と筆跡診断をつかっていろいろやってます。

ゆきちゃんと会ってイロイロ気づき、イロイロ噴出中ですが、
その中で、ゆきちゃんに是非書いてと言われたので・・・かるーい感じのこの話題(⌒-⌒; )

これは、私が離婚後、東京で働きはじめた会社でおこった、いや起こした出来ごと。

ある朝出勤すると、入社してからとてもよくしてくれるSさんが、
既に出勤し、仕事の準備をしてました。

彼女は生粋の東京生まれの東京育ち。私は関西生まれの関西育ち。

初の東京進出?と外資系勤務であたふたしてる私にとても優しく接してくれたSさんとは
すぐに仲良くなって食事とか飲みにもいってました。

彼女はいつも地味目というか、すっぴんに近いメークとさっぱりした?ファッションなんですが、
その朝はとってもかわいらしい出で立ちで、メークもとってもキュートだったんです。

で、私、そんな彼女が身につけてたスカーフを見て、心のまま一言。

『そのスカーフ、仮面ライダーみたいやね~(⌒▽⌒)』

それを聞いた彼女の表情は一変、「ひどいっ!」と言って泣き出してしまったんです。

私、何で泣いてるのか分からず、どうしていいか分からず、あたふた( ̄◇ ̄;)

彼女いわく、オシャレな気分で身につけてきたものなのに、「仮面ライダー」と言われたのが
酷く傷ついたとのこと。

ワタシは、なんでそんなに傷つくの??ってすんごい不思議なのと、あまりの彼女の反応に
すんごく恐くなったんです。

それまでどっぷり関西の土壌で育ってきた私、そして台湾から帰国して
たまたま東京の会社で働くことになり、東京初上陸、初生活開始。
だから関西のまんまのワタシで彼女の接してたんです。

こういう場合、関西やったら
『そーやろ、たなびいた感じも、まんま仮面ライダーやねー、「トォーっ!(飛ぶアクションしつつ)」ってなんでやねん(ペシッ)』くらいの返しを女性でもして、それで円滑なコミュニケーションをとってました。

ま、私の周りだけかもしれへんけど、少なくともワタシはそんな社会の中で暮らしてきたんです。

だから、怖くなった・・、何がって??・・自分の心のままのコトバを発することで人を傷つけるんじゃないかってね・・。それが、特に東京の人に対して・・(^^ゞ

これがきっかけに、ワタシ、かなりヒトの行動、反応を見るようになり、コトバをすんごく選ぶようになりました・・そうしてるうちに・・ドモリはじめたんです・・(-.-)

反射的に、自分が言おうとおもってることを、ぐっと飲みこむようになってしまい
いつもモヤモヤしつつ、これをいっちゃうと人を傷つけるんだ・・とすんごく思いこんでしまってね。

いわゆる幻想です。私が尊敬する幻想斬り士の心理カウンセラー若林先生がよく言われるのが、こういった思い込みという名の幻想は「極端」に走りやすい。たとえば1人に言われたことを、あたかもワタシ以外の全員がそういってるかのようにとらえてしまう。そして、それに身体が反応する(私の場合、ドモル)から幻想ではなくてリアルな現実になってしまうと。

幻想であっても、当の本人が幻想と気づくまではその人にとっては「現実」なんです。

そういう状況になったことをきっかけに、私はありとあらゆる身体への支障をきたすようになりました。身体を壊したり、入院したり・・ね。でも今思えば、それも全て完璧に計画されたことで、それをきっかけに自分の内側をみるようになっていきました。

そして、今、真っ裸になって、そのまんま出すことが怖くなくなった。
相手の反応にひきずられにくくなりました。その人がそう思ってるだけだとね。
もちろん傷つけたならあやまるけど、それでおしまい・・。悪気があっていってるわけじゃないからね。

ま、そんなこともありながら、私の今があるわけです・・。
そして、そんなことがあったから、周囲のキモチを汲もうという気持ちも育った気がします。
何事も表と裏があって、何事も無駄はないなぁって思います。

あ、その友達とはね・・今もとってもいい関係です!!






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