応援してよ | チビといっしょ生活

チビといっしょ生活

妄想癖あり42歳主婦が垂れ流す育児の記録。極めて低めのクオリティでお送りしてます。

人間って、引き際が肝心だよね、うん。

んで、どっちかっつーと私個人的にはシツコイ男って好きじゃないし。


いや、何が言いたいのかといいますと、チビがね、最近シツコイ。

気にいった遊びを延々とやりたがるんですよ。延々と。


これね、人によるんでしょうがね、

性格の一部に「飽きっぽい」という項目を抱える私には、もうね、結構苦痛。


「あーきーたー」「もうーやーめーたーいー」を、

心の中で呪文のように呟きつつ、

たまにチビにむけて呟きつつも付き合うわけ。


ま、相手が私しかいないんだから可哀相だし付き合うしかないかな、

みたいな感じで日々を過ごしてるんですが、さらに輪を掛けて困るのが、

チビが己の欲求を最優先させようとするとこ。



チビ 「おかあさん!(トミカの)つながる道路であそぼう!」


ユト 「うん、いいけど、おかあさん洗い物してからね。」


チビ 「おかあさん!つながる道路で遊ぶの!」


ユト 「うん、洗い物してからでいい?」


チビ 「あーそーぶーの!!」


ユト 「だから、遊ぶけど、おかあさん洗い物してから!」


チビ 「おかあさん!こっちきてー!!」


ユト (イッラーッッッ!!!!)(メラメラメラ)(←燃え上がる怒りの炎)



てな感じ。

8割くらいイメージ伝わりましたかね?


もうさ、とにかく自分の用事を最優先させようとするわけ。

コレ何?性格?成長過程?

どっちにしろ、どうしても譲れないモノは譲っちゃいけない、

というスタンスなので、私も頑張るじゃないですか。


で、結果、戦いの火ぶたが切って落とされるわけです。

気持ち的には桶狭間?関ヶ原?みたいな感じで。

調子いいと、軽くホラ貝の音とか遠くに聞こえてくる。(幻聴)



そして、私にコテンパンに説教喰らったチビは、

床に突っ伏し、しばし沈黙。

どうやら自分の中で何かを消化してる模様。



数分後。

キッチンに立つ私の足元に、トボトボと歩み寄ってきました。



チビ 「おかあさん」


ユト 「なぁに?」


チビ 「おかあさん、チビのこと好き?」


ユト 「うん、好きだよ。でもさ、好きでも悪い事したら怒るからね。」


チビ 「怒っちゃダメ!」


ユト 「じゃぁ、怒られないように頑張って。」


チビ 「頑張る!」



と、こんな感じで今回も戦いを終えたわけですが、

驚異のスピードで気持ちが切り替わる幼児。

さっそく何事もなかったかのようなテンションに。



チビ 「おかあさん、洗い物終わるの、チビ、本読んで和室で待ってるから!」


ユト 「あ、うん、待ってて!お母さん頑張って洗い物するから!」


チビ 「おかあさん、頑張ってね!ぼく、応援してるから!!(←ハイテンション)」


ユト 「うん!頑張って早く終わらせる!チビ応援しててね!!(←ハイテンション)」



チビ 「え?」




ちょ、応援してよーっ!

「応援してるから」って言ったじゃん!


そこ、キョトン顔で「え?」じゃなくて、満面の笑みで「うん!」って言うとこだから。


ほんと、おもろいな、三歳児。