新しいスキル | チビといっしょ生活

チビといっしょ生活

妄想癖あり42歳主婦が垂れ流す育児の記録。極めて低めのクオリティでお送りしてます。

最近だいぶ暖かくなりまして、

大好きなサンダルやらミュールやらの季節だな、と。


実はエスニック系なんて昔から大好物なんですよ。

ほら、インド綿なんかのアジアンテイストなマキシ丈のスカートとか、

もう昔っから大好物だったっつーの。


それがさ、ほら、昨年あたり、なんか勝手に流行とかしちゃってさ、

「にわかアジアン」で溢れかえってましたよね。

何か自分も便乗してるように思われるのが嫌で、

正直、チッとか思ってましたユトです前置き長すぎですね。



で、久しぶりにお気に入りのサンダル履いて、

チビとイオンにお出かけしてきたんですよね。


チビに「店内での約束三ヶ条」を言い聞かせながら、

久々の買い物に浮かれ気分で店内をプラプラ散歩開始。


あ、ちなみに「店内での約束三ヶ条」は、

「大声を出さない」「走らない」「勝手に放浪しない」なんですがね。


でさ、手を繋ぎつつ歩いていると、突然チビが立ち止りまして、

私の足元を覗きこみました。



チビ 「わぁぁっ!お母さんのサンダル、カッコイイねぇ~!」



え?え?え?

何よ突然。つか、声大きいんですけど。


ホントはね、「あ、そう?」てな感じでシラッと流したい心境だったんですが、

ほら、男は褒めることを知ってた方が、モテ度1割増しじゃないですか。

ここは大げさに喜んでやろう、と。



ユト 「ホントー!?お母さん嬉しいなぁ~っ♥」


チビ 「お母さん、嬉しい~?」


ユト 「嬉しいよ~、あっ!チビのサンダルもカッコイイじゃん!!」


チビ 「え~ほんとにぃ?ボクも嬉しい~♥、お母さんも嬉しい~♥」



なにこの頭の弱いアホなカップルみたいな会話。


でもさ、演技してナンボじゃないですか。

「女」としても「母」としても。(←いい事言った)


こうやって、褒めることに抵抗のない、

フェミニストになっていくのだ、チビよ。

そしてモテまくってバレンタインにはチョコ分けてくれ。

なんて、腹の中で黒い計算をしながら何気に視線を向けた先で、

イオンの店員さん笑ってたからね。


もうね、消えて無くなりたいってこういう事?みたいな。


「可愛いですねぇ~何歳ですか~?」なんて言われながら、

ユトさんね、脇汗一気に噴き出してたからね。


ほんと、想定外。恥ずかし過ぎる。

穴があったら入りたい。つか、自分で掘ってもイイ。

どなたかツルハシをお持ちじゃありませんか?みたいな。

イオンの床、自分でハツッて穴掘るから!みたいな。



いやー、恐ろしい。

あの赤ん坊だったチビが、こんなに喋るようになったなんて…

という嬉しさや感動と引き換えに、

こんな恐ろしいリスク(主に自分が被る)が増えるだなんて、

ちょっと肝に銘じておこうかな、と。


ま、とにかく。

チビが「褒める」というスキルを習得したのはメデタイですな。