最近だいぶ暖かくなりまして、
大好きなサンダルやらミュールやらの季節だな、と。
実はエスニック系なんて昔から大好物なんですよ。
ほら、インド綿なんかのアジアンテイストなマキシ丈のスカートとか、
もう昔っから大好物だったっつーの。
それがさ、ほら、昨年あたり、なんか勝手に流行とかしちゃってさ、
「にわかアジアン」で溢れかえってましたよね。
何か自分も便乗してるように思われるのが嫌で、
正直、チッとか思ってましたユトです前置き長すぎですね。
で、久しぶりにお気に入りのサンダル履いて、
チビとイオンにお出かけしてきたんですよね。
チビに「店内での約束三ヶ条」を言い聞かせながら、
久々の買い物に浮かれ気分で店内をプラプラ散歩開始。
あ、ちなみに「店内での約束三ヶ条」は、
「大声を出さない」「走らない」「勝手に放浪しない」なんですがね。
でさ、手を繋ぎつつ歩いていると、突然チビが立ち止りまして、
私の足元を覗きこみました。
チビ 「わぁぁっ!お母さんのサンダル、カッコイイねぇ~!」
え?え?え?
何よ突然。つか、声大きいんですけど。
ホントはね、「あ、そう?」てな感じでシラッと流したい心境だったんですが、
ほら、男は褒めることを知ってた方が、モテ度1割増しじゃないですか。
ここは大げさに喜んでやろう、と。
ユト 「ホントー!?お母さん嬉しいなぁ~っ♥」
チビ 「お母さん、嬉しい~?」
ユト 「嬉しいよ~、あっ!チビのサンダルもカッコイイじゃん!!」
チビ 「え~ほんとにぃ?ボクも嬉しい~♥、お母さんも嬉しい~♥」
なにこの頭の弱いアホなカップルみたいな会話。
でもさ、演技してナンボじゃないですか。
「女」としても「母」としても。(←いい事言った)
こうやって、褒めることに抵抗のない、
フェミニストになっていくのだ、チビよ。
そしてモテまくってバレンタインにはチョコ分けてくれ。
なんて、腹の中で黒い計算をしながら何気に視線を向けた先で、
イオンの店員さん笑ってたからね。
もうね、消えて無くなりたいってこういう事?みたいな。
「可愛いですねぇ~何歳ですか~?」なんて言われながら、
ユトさんね、脇汗一気に噴き出してたからね。
ほんと、想定外。恥ずかし過ぎる。
穴があったら入りたい。つか、自分で掘ってもイイ。
どなたかツルハシをお持ちじゃありませんか?みたいな。
イオンの床、自分でハツッて穴掘るから!みたいな。
いやー、恐ろしい。
あの赤ん坊だったチビが、こんなに喋るようになったなんて…
という嬉しさや感動と引き換えに、
こんな恐ろしいリスク(主に自分が被る)が増えるだなんて、
ちょっと肝に銘じておこうかな、と。
ま、とにかく。
チビが「褒める」というスキルを習得したのはメデタイですな。