皆様ご無沙汰しております!
3月11日の震災におきまして、沢山の方にご心配して頂き、
本当に有り難うございました!
震災直後からライフラインが途絶え、
大きな余震に不安になりながら過ごした数日。
常に「圏外」を表示する携帯電話が、深夜や朝方の一瞬に、
少しずつ微弱に電波を受信し始めた5日後。
ブログやtwitterの皆様の心配コメントを初めて確認できました。
とても嬉しかったし、有り難かったし、何より心強く思いました。
我が家ではチビはじめ、旦那も私も怪我無く、
新築同様の自宅建物も宅内も、特に目立った被害は有りませんでした。
本当によかったです。
と言いたいところですが・・・。
湾岸部に住まれてた沢山の方々が、本当に沢山の方々が、
津波という大きな被害を受け、亡くなられました。
それを思うと正直、「無事でよかった」と軽々しく喜ぶことに抵抗を感じるんです。
大切な全てを失い、あまつさえ命を失ってしまった同じ被災者の方々を思うと、
たかだか電気や水道が数日使えなくなっただけの自分たちが、
「被災者です」と名乗る事が、おこがましいんじゃないか、とも思え・・・。
何だろう・・・それは、罪悪感にも似た、何とも表現しがたい、
とても鈍くて重い感情です。
3月11日の、あの瞬間が来るまで、全ての被災地の人間が、
ごく当たり前の日常を、平等に過ごしていたはずなのです。
一瞬にして失いました。
毎日淡々と繰り返される日常も、平凡な毎日も。
当たり前にそこにあった平凡な日常は、
全然当たり前じゃなかったということ。
知っていたつもりでした。
この平凡な日常は当たり前ではないということを。
でも、今回の震災を受け、身近な地域の人達の、
現実とは思えぬような惨状を目の当たりにした今、
本当に知っていたのか、と。
知っていたつもりになっていただけじゃないのか、と。
生かされた私達は、この現実を乗り越え、
亡くなった方の分まで精一杯生きなければいけないと思います。
そして、いつまでも忘れることなく、亡くなった方々の冥福を祈り、
想うことが、最大の供養になるのだと思います。
現在は秋田の義実家にチビと二人、お世話になってます。
なのでなかなか更新とかできないんですが、
隙をみつけてチマチマと地震の記事を書いてます。
正直、しばらくは記事に起こせませんでした。
あまりに自分の気持ちに整理がつかなくて。
それほど恐怖で、且つ衝撃的な体験だったのだと思います。
でもね、目を背けちゃいけない。
私達は経験してしまったんですから。
チビが大きくなったら話すつもりです。
どんなに恐ろしく大きな揺れだったのか、
津波がどんな恐ろしい悲劇を生んだのか、
どれ程の人が命を、全てを失ったのか、
どれだけの涙が流されたのか、
そして、どれほど世界中の人達が心を砕いてくれたのか、を。
その為にきちんと記事に綴っておこうと思います。
とりあえず、元気です!との報告と、
皆様へありがとう!の感謝の意を込めて(CHU♥)(あ、チューはいらない?)