ご心配おかけしました | チビといっしょ生活

チビといっしょ生活

妄想癖あり42歳主婦が垂れ流す育児の記録。極めて低めのクオリティでお送りしてます。

皆様ご無沙汰しております!

3月11日の震災におきまして、沢山の方にご心配して頂き、

本当に有り難うございました!


震災直後からライフラインが途絶え、

大きな余震に不安になりながら過ごした数日。

常に「圏外」を表示する携帯電話が、深夜や朝方の一瞬に、

少しずつ微弱に電波を受信し始めた5日後。

ブログやtwitterの皆様の心配コメントを初めて確認できました。

とても嬉しかったし、有り難かったし、何より心強く思いました。



我が家ではチビはじめ、旦那も私も怪我無く、

新築同様の自宅建物も宅内も、特に目立った被害は有りませんでした。

本当によかったです。


と言いたいところですが・・・。


湾岸部に住まれてた沢山の方々が、本当に沢山の方々が、

津波という大きな被害を受け、亡くなられました。

それを思うと正直、「無事でよかった」と軽々しく喜ぶことに抵抗を感じるんです。

大切な全てを失い、あまつさえ命を失ってしまった同じ被災者の方々を思うと、

たかだか電気や水道が数日使えなくなっただけの自分たちが、

「被災者です」と名乗る事が、おこがましいんじゃないか、とも思え・・・。


何だろう・・・それは、罪悪感にも似た、何とも表現しがたい、

とても鈍くて重い感情です。



3月11日の、あの瞬間が来るまで、全ての被災地の人間が、

ごく当たり前の日常を、平等に過ごしていたはずなのです。


一瞬にして失いました。

毎日淡々と繰り返される日常も、平凡な毎日も。

当たり前にそこにあった平凡な日常は、

全然当たり前じゃなかったということ。


知っていたつもりでした。

この平凡な日常は当たり前ではないということを。


でも、今回の震災を受け、身近な地域の人達の、

現実とは思えぬような惨状を目の当たりにした今、

本当に知っていたのか、と。

知っていたつもりになっていただけじゃないのか、と。



生かされた私達は、この現実を乗り越え、

亡くなった方の分まで精一杯生きなければいけないと思います。

そして、いつまでも忘れることなく、亡くなった方々の冥福を祈り、

想うことが、最大の供養になるのだと思います。



現在は秋田の義実家にチビと二人、お世話になってます。

なのでなかなか更新とかできないんですが、

隙をみつけてチマチマと地震の記事を書いてます。


正直、しばらくは記事に起こせませんでした。

あまりに自分の気持ちに整理がつかなくて。

それほど恐怖で、且つ衝撃的な体験だったのだと思います。



でもね、目を背けちゃいけない。

私達は経験してしまったんですから。


チビが大きくなったら話すつもりです。

どんなに恐ろしく大きな揺れだったのか、

津波がどんな恐ろしい悲劇を生んだのか、

どれ程の人が命を、全てを失ったのか、

どれだけの涙が流されたのか、

そして、どれほど世界中の人達が心を砕いてくれたのか、を。


その為にきちんと記事に綴っておこうと思います。



とりあえず、元気です!との報告と、

皆様へありがとう!の感謝の意を込めて(CHU♥)(あ、チューはいらない?)