仰向けに眠る私のティ首を目指し、
うつ伏せに私に覆いかぶさるチビの重みで、
夢の世界から強引に引きずり戻され、
また夢の世界へ舞い戻る…という日々を過ごしてるんですが、
この前ね、ちょっと思わぬ展開に。
ああ、チビの重さが頸動脈を圧迫してる…
ぐぁぁっ!死ぬ!死ぬって!と瞬時に覚醒した刹那。
プリッ…プリプリプリーッ!!
あ、ちなみに私じゃないからあしからず。
ああ、チビめ、イッチョマエに「ザ★寝屁」かよ…
なんて思いながらも、チョット待て、と。
何だかやけに水っぽい感じがしたのは気のせいかなー、みたいな。
チビ 「デッた!」
ユト 「え゛え゛え゛っ!!」
えーと、「青天の霹靂」ってこういう状況で使っていいんだっけ?
もしくは雷神のイカズチ直撃、みたいな。
えー、草木も眠る丑三つ時、
明かりをつけてみると、驚き、さらに、倍。
自然災害、意外と身近で起こってた。
ギャザーという名の堤防、チョー決壊。
「備えあれば憂いなし」って言うじゃない?
あ、全然備えとか無かったけどね。(じゃぁ言うな)
つか、あんなに強く、心から信じてたのに…!(ギャザーめ)
でさ、こんなに黄色く染まったチビのパジャマのズボン、
ユトさん始めて見たからね。
つか、新生児の頃でもこんな漏れたこと、無い。
ここここれどどどどうやって対処すればばばば(動揺しすぎ)
チビ本人も人生初の「気色悪い感覚」を認識したのか、
うぇぇぇん、とベソをかき始める始末。(ハァハァ可愛)(以下自粛)
歩けない、とばかりに変な内股で抱っこを要求。
寝ぼけた脳内でユトさん悶え死に寸前。(パァァァッ)(←イイ顔)
えー、そんなこんなで風呂場にて、
見事洪水の災害に襲われた「タケノコの里」を
シャワーで救出し終え、着替えさせようとした時に、
チビから命令が下ったんですよね。
「もっと浴びせろ」と。「俺にもっとシャワーを」と。
もうね、ほんと勘弁して下さい、みたいな。
猛烈に眠い深夜にウンチ処理の刑に処せられたうえにさ、
シャワー遊びに付き合えだなんてさ、ほんともういろいろさ、
瞳孔とか開きかけるっつー話。
それでも何とか短時間で切り上げてもらって、
新しいオムツとパジャマに着替させて、
眠いぜ!さぁ、いざベッドへ!、って時に、
しまじろうのDVD観るとかね、ほんとゴメンナサイ。
えー、実はこの一連の出来事、
日付が4日に変わった深夜の出来事だったんですが、
6月4日ってさ、ユトさんのね、誕生日なわけ。
しかも記念すべき40歳の誕生日。
ああ、だのに。
もちろん夜が明けてからも日がな一日、
チビのピーヒャララ事情に付き合わされて、
ウンチ処理マシーンに徹して誕生日、終了ー。
つまり、私の記念すべき40歳のバースディ、
チビのピーヒャララに始まりピーヒャララに終わった。
なんつー40代の幕開け。(目頭押えながら)
ああ、感慨深い。(幅広い意味を含んで)
あ、チビ?
今んとこ御飯も食べるし嘔吐も熱もないので、
ハラマキして様子見です。
そんな私の40代、始まりました。
こんな誕生日を過ごした私を、みんな慰めるといいよ。