出産レポ1 | チビといっしょ生活

チビといっしょ生活

妄想癖あり42歳主婦が垂れ流す育児の記録。極めて低めのクオリティでお送りしてます。

さてさて。

呑気に過ごした23日も日付けを換えた、
草木も眠る丑三つ時、いつものように尿意を感じてトイレへ。

やっべ!生理始まっちゃった。テヘ。
と、うっかり思うような出血が。

違うっつーの!おしるしだって!!

いやー、こんな時でもノリツッコミしてる自分に、
軽く凄いね、なんて思ったし。

世の中、おしるしの次に前駆陣痛なんかあったりして、
そっから1週間くらい本陣痛来なかったりする人も居るしなぁ、
なぁんて考えながらフトンへ。

なんかね、ん?って思うくらいの、
軽い生理痛らしき痛みがね、来るわけ。
適当な間隔で1時間に5回くらい。

いやいや、全然生理痛の痛みは上回ってないしなー、
なんて分析してると同時に便意が。

やだやだ、ウンコかい。
なぁんだ、ウンコかい。

これで痛みが治まると思いきや、
二度目のウンコタイム。

ここでハッ、と気づいたんですよ。
夜中に2回もウンコはないだろうって。

体がね、私の知らないところで、勝手に出産の準備を進めてるっ!(はうっ)

心なしか、痛みが少し強くなったような…
いやいや、これしきの生理痛並の痛みなんて、きっとマダマダ…

そして迎えた朝の6時。
いやぁ、これ結構痛いレベルなんじゃね?と思い、
ちょっと間隔を測ってみるも、あまり安定せずに、
1時間に5~6回をキープ。

7時。
万が一を考えて、姉貴を起こす。
この時には、激しい生理痛に慣れている私でも、
ウッヒー!と堪える位の痛みがギリギリと子宮を刺激。


姉貴 「おま…っ!もっと早く起こしなさいって!病院電話してみて!」

ユト 「う、うん…(ぐはー)」


電話口の助産師さんから、入院準備を整えて、
食事を済ませて、シャワーをしてきて下さいとの指令が。

何とか休み休み、軽く体を流したものの、食事は無理!と判断、
オカンと姉貴と、いざ病院へ。


病院到着9:00
痛゛だだだだ…と、痛みを堪えつつも、痛みの隙を突いて内診。


ドクター 「あらっ!子宮口8センチ開いてる!」

ユト 「うぐぐっ…8センチ!?痛゛だだだっ!」

ドクター 「いいですねー!夕方までには産まれそうですよ!」

ユト 「はい…夕方…っ…」


本当はね、「夕方!?そんなにかかるんですか!?痛゛いんですけどっ!」
って、ドクターにすがり付きたかったんですけどね。
悲しいかな、痛みのせいで、上手く言葉が出てこなかったんですよ。不覚。

んで、やっとこさっとこ陣痛室へ。
病院のパジャマに着替えてトイレへ行くと、結構な出血。
おしるしって結構凄いんだ…と思いながら、
陣痛と戦うべく、ベッドへ。

ベッドの上でもね、陣痛が来るたびに、
ジョワリと股間から何かがでてくるんですよ。
ふ、と不安になった。

ねぇ、これ血なんじゃないの?

たまごクラブにも陣痛のたびに出血があるなんて、
書いてなかったような気がするんですよね。
んでもって、よく聞いてた出産話にも、
陣痛時の出血って聞いた記憶、ないんですよ。

あとね、陣痛と陣痛の合間が無い。
姉貴も陣痛の合間にこれ食べな、ってパンくれたけどさ、
無理無理。食べるような合間ないんだもの。

痛゛だだだだ…おさまってきたかな…痛゛だだだだっ!みたいな。

もうね、お茶飲むので精一杯。
多分ね、半分、魂出かかってたと思う。
耳とか鼻あたりから。


ねぇ、おかしくない?私、大丈夫?


大分堪えたけど、思わずナースコール。


助産師 「どうしました~?息吐いて下さいね~フーフーって。」

ユト 「痛゛だだだ…フーフーッ…陣痛のたびに何か出てるっ…。」

助産師 「ん?…おしるしにしては……ちょっと多い…かな…
      赤ちゃん苦しくなっちゃうから、腹式で息吐いてね~
      もうちょっと頑張っててね~。」


姿を消す助産師。
うぐわぁぁぁっ!ほっとかないでぇぇぇっ!!
ってのが、ブッチャケ正直な心境。

何だか遣り切れない感タップリで、襲いくる痛みに耐えてると、
今までにない感覚が襲ってきた。


THE★いきみ


うぐわぁぁぁっ!無理無理!!
ロープロープ!!!(正しくはナースコールです)


ユト 「フーフーッ…ウグッ…何か…イキみたいっ…!」

助産師 「ちょっと内診してみますね……ん!?10センチ!?
      赤ちゃん、まだ上にいるけど……お産にしましょう!」


12時。
早くも子宮口全開。

よし、クライマックス!
やっと痛みから解放される!
と自分を奮い立たせ、いざ分娩室へ。


またつづく。