とうとう生理予定日から5日が経過。
中学2年から始まった生理生活の中で、
かつてこれほど生理が遅れたことってなかったんじゃ…。
そして基礎体温は相変わらず高温をキープ。
いやいや、でもね、本当に妊娠してるんですか私。
全っ然いる気配感じないし。
思わず、メーカーを替えて妊娠検査薬を何本もチェックした。
結果、すべてが陽性。あわわわわわマジですかい。
まだ早いんじゃないか、とも思ったけど、
高齢出産だしね、と思い直し、意を決して産婦人科へ。
先生は、日数でいくと4週半ばですね、と言いました。
まだ確認できないかもしれませんが見てみましょう、と診察台へ。
で、私はじめて知ったんですけど、超音波検査って股間に差し込むんですね。
腹の上からグリグリするんだとばっかり思ってたので、若干動揺しました。
まったくもって面目ない。(小心者)
カーテンの向こう側で、
自由だーっ!みたいな状態になってる私の下半身に気を取られながらも、
息を潜めながら先生の言葉に意識を集中。
先生 「あ!います!いますねぇ!」
ユト 「いる!?ほんと?いるんですか!?(マジで!?)」
先生 「ユトさん、見ますか!?」
ユト 「見る見る見る!見てみたいです!」
ほら、この黒くて丸いのが、赤ちゃんの入ってる袋ですよ、と、
先生が指で示してくれたモニターにはボチリとした黒いマン丸が。
うわぁ…これから腹の中で人間創っちゃうんだ私…という、
何ともいえない不思議な気持ちになった。
第一段階クリアですね、と先生。
そうだった。ココをクリアで子宮外妊娠の可能性が消えるんだった。
次は心拍。この確認をもって、少し安心できるんだよな。
次回、2週間後の検診時に心拍確認できると思いますよ、という
先生の言葉を聞きながらも、ソワソワ落ち着かない。
嬉しいけれど不安。
次回の予約を10月3日に入れて、会計を済ませて駐車場へ。
車の中で、思わずお腹に手を当ててみた。
「私も出来る限り頑張るからさ、チビちゃんも頑張ってね。」
と、声を掛けてみた。